おじいの家出 | ミネソタの田舎に住む変なBBAの話

ミネソタの田舎に住む変なBBAの話

波乱万丈?な人生ゲームを経験し、ミネソタの田舎で明るい引きこもりを満喫しているBBAの日記

お久しぶりです。


おじいの畑で楽しそうな2人をご覧下さい。













この自然に囲まれ、
楽しそうに野菜の収穫をしている
平和な写真たちに加え




息子が晩飯を作ってくれている



と言う素敵そうなひと時投稿を
わざわざフェイスブックにあげないといけなくなった理由を今日は書きます。




前回に少し書きましたが、
私の元旦那と私の今の彼の父親で、子供達にとってのおじいは、最強です。


良い事をしてくれようと必死なのもわかるのですが、性格と脳の働きがユニークなのであります。



例えば、何か問題が起きたり、物が壊れてしまうと、パニックになり、相手の都合も考えず、問題解決するまで毎日電話かけて、一刻も早く解決しようとしたり...


他には、私達が寝室のベッドの上で横になってようが、頭の中で何か思いついたら、私達のところに随時話にきます。
多い時は5分間に3回くらい行ったり来たりしてます。



あと、綺麗好き??とはちょっと違うのかもしれませんが、物がいつも同じ場所にないと、不安になるし、物が増えるとどうしていいのかわからなくなります。
(そのくせ、賞味期限の管理は全くできない)



おまけに生活ルーティンがあり、
まず、朝の9:30くらいまで寝室でダラダラ。
起きてきたらまずメールチェック。
しばらくしてシャワー。
そしてブランチを食べ、
フェイスブックとニュースをチェック。

昼すぎにソファーでお昼寝。
で、起きたら決まったテレビ番組を見て、
7時に晩御飯。
そしてまたまた決まったテレビ番組を見て、
10時くらいに寝ます。



あんまりにも毎日同じ生活に、



乱したろか!!



って思ってまうが、
すでに私がおじいの知らない日本食材料をキッチンカウンターに起きまくっているだけで、
かなりパニックになっているし、
子供達だけでなく、彼までおじいの生活に反した暮らしぶりをぶちまけているので、
おじいはかなり我慢しているに違いない。


そして前回の記事にも書いたように、
おじいは1度、こうだ!
と決めたら曲げません。


おまけにうちには、
こうだ!
と決めたら曲げないやつが、息子の他にも、もう1人います。


おじいの息子の私の彼です。



本来ならば、この曲げない人間達と、おじいみたいなタイプは一生避けて暮らしたい。


おじいにソックリな元旦那との生活に、懲り懲りだっただけに、まさかの同じ状況に私も笑うしかない。
しかもおじいは元旦那の上を行く。


しかし、ハワイ島から引っ越してきて、仕事と住む場所が見つかるまで、おじいの家に住まわせてもらわないといけない。


私達を迎え入れてくれたおじいには、かなり感謝している。


それだけではなく、
家族全員が「おじいには絶対受け入れられない」と声をそろえて言った、私と彼の関係も、おじいはすんなり受け入れてくれた。
(この話はいつか書けたら書きます)


そもそも私がハワイ島に引っ越す際、グリンガードの申請で、元旦那の収入が足りず、おじいが私のスポンサーになってくれて、私はグリンガードを取得できた。


おじいには感謝してもしきれない。


しかしながら私はハワイ島を出る際、
これからは自分に嘘をつかず、ありのままの自分で生きると決めた。


おじいが私に良くしてくれるのは、
子供達に気に入られたいからだと言う事も知っている。


こんな状況でみんなが「自分」を押し通すと、絶対とんでもない事になる。



おじいも薄々その事に気付いていた。


だからおじいはよく、彼女とキャンピングカーに寝泊まりしてくれていた。



と言っても、もう何年も毎年夏は、おじいと彼女は夏の半分以上はキャンピングカーで暮らす。


このおじいの彼女。
なんでおじいと10年以上交際してくれているのかわからないくらい、素晴らしい方なんです。

曲げないおじいを上手く誘導するし、パニックになったら、一言で落ちつかせます。

おまけに、私と彼の関係の事を上手くおじいに伝えてくれたのは、この彼女。


私達はマザーテレサのようだ!
と言っています。


このおじいの彼女であるテレサは、ちょっと離れたところに住んでいるが、私達がここに引っ越してきてからも私達とおじいの関係を上手くとりもってくれていた。


が、先週、おじいが壊れた。


なんとテレサが自分の姉妹に会いに、5日間もおじいから離れたのだ。



おじいはそれがきっかけで、頭がパニック状態になり、私達のマイナスな部分に視点を起き出した。


たまったもんじゃない。


おじいがマイナスな部分に視点を置こうが、私以外おじい好みに自分を変える人はここにはいない。


そんな中、先月壊れて修理に出した、おじいの除湿機が1ヶ月経つのに、まだ戻ってこない。
ほぼ1ヶ月、おじいはカスタマーサービスに毎日電話をしていたのに、一向におじいの除湿機の具合がわからないのだった。


おじいはカスタマーサービスの人にキレたった事を誇らしげに言っていたが、

私は

おじい、所詮カスタマーサービスはマニュアルでしか動かん。
おじいの言葉で動くくらいなら、1ヶ月もおじいの除湿機を放置せんわ...


と、心の中で思っていたけど、おじいの話を話半分聞いていた。


そしておじいは、近々手の手術をする。

病院に
手術の日程が決まったら連絡する。
と言われたらしいが、一向に電話がない。

3日待ったが電話がなく、いらついてた。


ので結局、5日目の月曜日の朝、自分で電話していた。



おじいもおじいで何度か持ち直そうと、
自分の畑で採れた野菜を私達に食わして、喜ぶつもりだったみたいだが、
私の彼と、娘はほとんど野菜を食わない。
息子はだいたいの野菜を食うが押し付けられると食わない。


野菜を文句言わずに食うのは私だけ。
でもおじいが食べて欲しいのは、私以外の人。


自分の育てた野菜を私達に喜んで食べてもらえると決めつけていたおじいは...


グシャグシャになった。



と、まあ、リアルで引き寄せの法則を見る事が出来たのですが、(ネガティブ側やけど)



耐えられなくなったおじいは、
テレサが帰宅する日、
朝からテレサに何回電話すんねん!ってくらい電話して、
テレサが妹の家から帰宅するのも待てず、
テレサの家に逃げた。



私は申し訳ない気持ちでいっぱいやったけど、こうなったらテレサにお願いするしかないと思い、テレサにおじいを託した。



私はテレサとおじいの事をコソコソメッセージでやりとりし、テレサからおじいが治った事を聞いて一安心。



おじいは私のフェイスブックをやたらとチェックしているので、私はおじいが帰ってきやすいようにと、上記のような畑の写真と、息子が料理してる写真をアップしたのであります。


フェイスブックの裏側は
こんなんなんです。


なので、他人の幸せ満開なSNS投稿を見ても、羨ましく思ったりする必要なんて、全然ないんとちゃうか?って思います。





さて、昨日おじいが帰ってきました。

おじいはご機嫌でした。



私はおじいの気持ちを考えずに、彼や子供達の事を優先していたので、少し反省し、さらにおじいの機嫌を良くするために、おじいとの会話を弾ませてみました。


が、それがまた、とんでもないところに行ってしまい、



ゆくゆくは、この家をお前達に売りたい。




とおじいが言い出した。
ゲローゲローゲローゲローゲロー






こんなコーン畑に囲まれたど田舎、
絶対嫌や!





なんて、おじいには言えない。







最近よく、ブログのいたるところで、


ありのままの自分で生きよう!!


って目にします。



私も本当にそうしたいです。




でも、そういう環境とは違う環境になってます。

私までがそうしたら、
おじいはどうしたらよいのでしょうか...




それにしてもおじいの彼女のテレサは、
おじいにハッキリ、
ノー!
と言っても、おじいを納得させる事が出来ている。




私もノー!と言って、
おじいを納得させれたら、
野菜ババアにならなくてすむのに...




そんなこんなで、そろそろ私のウンコは 緑に変化するでしょう。