たい焼きくんは突然仁王立ちして、

大きな声で叫んだ。

 

 

「ああああああ、もう!」

 

 

ビックリして、たい焼きくんを凝視するわたし。

 

 

「え、どうしたの?」

「冗談なんだけど。」

 

 

そう言うと彼は

 

 

「そういうの、やめてくれる??」

「わかんないんだよ、ほんと」

 

 

「ももりんは冗談なのか何なのかわかんないよ。」

 

 

そう言ってジタバタしだす。

 

 

 

わたしは突然の噴火に驚いて

慌てて謝った。

 

 

「ごめん、ごめんね。

悪氣はないんだけど、わからなかったのね。

ほんとごめんね。」

 

 

そう言うと、

 

 

「しばらく一人にして。」

 

 

と言って部屋に引き籠もった。

 

 

 

 

1時間ほどが過ぎて、ガラガラと音を立てて

たい焼きくんが現れた。

 

 

「ももりん、ごめんなさい!」

 

そう言って、抱きついてきた。

 

 

 

なんとなく解せない部分もあったけれど

とりあえず、背中に手をまわす。

 

 

「ううん、わたしも。

ほんとにごめんね。」

 

 

何が悪かったのか、よく把握しないまま

その日は仲直りして過ごしたのだった。

 

 

 

 

おとなしくて温厚なたい焼きくんの噴火。

 

 

この時は、「たまたま」くらいにしか

思ってなかったけど

 

 

 

これが「定期的」にやってくるものだとは

予想だにしなかったのだ。

 

 

 


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