夫の母に相談 2

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※2016年8月3日当時の記事です。





「夫の母に相談」の続きです。





夫母は出先にいて電話で私から相談を持ち掛けられた後、すぐに私の母宛に


夫母「mokanaさんから、こんな事を言われた」


と電話をしていたそうです。



私の母は、娘や夫の特性で困っている事についていつも相談に乗ってくれています。
母は冷静に人の話を聞いてから物事を判断し、話を聞くだけでなく解決に向けて自ら進んで調査をするようなタイプなので、とても頼りになります。

しかし、そんな母から


母「あんたはストレートに物を言い過ぎるから気を付けなさい。
夫母さん、夫君も障がいがあると言われて相当ショックだったみたいよ」


と言われてしまいました。
夫母は酷く興奮した様子で母に電話をしてきたそうです。

私はなるべく夫母の気に障らないよう言葉を慎重に選んだつもりでいました。


私『言いにくい事なんですけど…気を悪くされたら、すみません』


と前置きしてから


私『夫も娘と同じように発達障害の特徴的な行動を取る事があります。
もしかしたら、夫も発達障害かもしれません』


と夫母に夫の行動で困っていて夫も発達障害の可能性があると伝えただけです。
母にもそのように説明しました。


自分の息子に障がいがあるかもしれないと告げられてショックを受けるのは親なら当然だろうと思います。
ですが、一般的な人の感覚では娘に自閉症スペクトラムの診断が出ている時点で夫と娘に特性による共通点があると気が付くはずです。

娘の診断が出る前からずっと娘の事を何度も夫母には相談していたし…

夫母は、夫と娘の共通点=発達障害の特性であると結び付いていなければ、夫と娘が一般的な子と様子が違っていた事にも全く気付いていないし、夫にも発達障害の可能性があるとは微塵も思っていなかったようです。




そして、よくよく母から夫母の様子を聞いてみると


夫母「mokanaさん、夫くんを障がい者扱いするんですよ!」


と、何故か夫母は私から暴言を言われたという風に解釈して憤っていたのでした。
(夫母の反応は障がいのある方に失礼だと私は思いました)

母は興奮する夫母から話を聞きながら、波風立たぬよう夫母をなだめてくれていました。





私はその時の夫母の反応と発言を聞いて


私『こんなに受け取り方が普通の人と違うのか…』


と頭を抱えました。

これまでも夫母には、夫の行動で困っていると相談した事が何度かありました。
夫母がこんなに興奮した様子を見せたのは今回が初めてです。

これまでと違ったのは、夫母に“夫に発達障害の可能性がある”と伝えた事でした。

恐らく“発達障害”というキーワードが夫母の地雷だったようで、私がそれを踏んでしまったせいで夫母が憤ったようです。
(娘の発達障害について夫や夫家族が関心を持たず理解がないのも、“障がい”に対するイメージや認識の仕方がどこか異なるのかもしれません)



以前、娘の幼稚園の担任の先生から聞いたお話で、お子さんに発達障害の可能性があると保護者に伝えると、それを聞いた保護者が


「うちの子に障がいがあるなんて失礼な事を言うな!」


と激昂してしまったというお話を伺った事があります。



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恐らく、夫母もその保護者と同じように我が子の発達障害を指摘された事を“自分の気分を害する暴言”として受け取ったのかもしれません。





そして、やはり母も夫母の言動に疑問を感じたそうです。


母「娘ちゃんは明らかに普通の子と比べて様子がおかしかったし、他人の子でも発達障害をもつ子は傍から見て分かるよ。
それなのに夫母さんは自分の息子の様子が他の子と違うと分からないなんて、親としては考えられない…」


夫母自身も発達障害である可能性が高いので、客観的に物事を見る事が苦手なのかもしれません。


私は、娘の現状と夫の幼児期を比較する事で今後の療育の参考にしたいと考えており、夫母への相談で夫の幼児期の情報を得たかったのですが


夫母は「おかしな点はなかった」


の一点張りで情報は無いに等しいものでした。





そこで過去に私が聞いた事のある夫の幼児期の様子を振り返ってみました。


・夫父の転勤の為、夫は幼児期(2~4歳頃)を海外で過ごしていて幼稚園も転勤先の国の幼稚園へ通っていた

・夫も言葉の発達が遅く、日本語よりも先に転勤先の国の言葉を習得して話した
(日本へ帰国すると転勤先の国の言葉はすぐに忘れたそうです)

・オムツが取れるのも幼稚園入園後と遅かった
(夫はオムツが汚れると自分で脱いで履き替えていたらしい)

・気に入った同じ絵本を何度も何度も読んで欲しいとせがみ、読み手の人が暗唱出来るほどだった

・小学校の通知表に「落ち着きがない」といつも書かれていた

・人見知りをしない

・反抗期がなかった



言葉の発達やオムツはずれの遅れ、落ち着きのなさや人見知りや反抗期(イヤイヤ期)のない点など娘と共通するものがほとんどです。

夫は幼児期を海外で過ごしていた為、文化も生活も日本とはまるで違う環境で育っていました。
もしかしたら夫は本来なら幼児期に周囲が気が付くはずの発達障害の特性を見過ごされてしまったのかもしれません。



前回の記事で夫母が語っていた

>他所の家と関わらないようにしているし、他の子と比べるような事をしなかった


という台詞も、夫母は夫の成長の遅れや他の子との違いを心の奥では自覚していて、見て見ぬ振りをしたのではないかと思われます。





夫だけでなく夫兄も発達障害の傾向があるようなのですが、夫母は


夫母「子育てで悩んだり苦労した覚えがない」


と語っていました。
乳児期の娘を育てるだけでも育児ノイローゼになりそうなほど大変な思いをした私には信じられない言葉です。



実際に私が夫の実家へ行った時に驚いたのは、娘や親戚の子達が家の中で走り回ったりソファーの上でジャンプして遊んでも、私以外の誰も子どもを注意して止めないのです。

注意しないどころか、


夫母「うちは一軒家だからドンドン床を鳴らしても誰も怒らないからいいのよ。
マンションじゃできないでしょ」

と言って子どもの好き放題にさせて、悪さを増長してしまうのです。



夫ら兄弟の成長過程で夫母が苦労を感じなかったのは、その分、学校の先生や周囲の人達が苦労したり迷惑を受けていたんじゃないかな…と思ってしまいました。







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