夫に、
『どうして離婚したいと思ったのか』
『どうして嫌になったのか』
を聞いて、
夫の気持ちが戻ることはないと悟ってしまった私。


こどものことを考えると、
こどものこれからの人格形成に離婚はふさわしくない。


離婚はしたくない。


こどものことを大事に考える私の気持ちだけは、
認めてくれたようです。


勢いで、
(こどものことは)
『分担制にしない?』
と提案してみました。


と言うのも、
しばらくの間、
私のような人間には、
こどものことは任せられない。
と、
夫はこどもの晩ごはんをその日の朝や前日の夜に作っておいていくということをしていました。


本当に意思が強くて、
行動力もある。


そんなこともできてしまう素晴らしい夫です。


でも、
できない日が出てきました。


それなりの企業のそれなりの役職についている夫は、
仕事だって忙しい。


分担案をLINEで送ってくれと言われ、
少しネットを使って調べてみました。


そのスタイルは、
『家庭内別居』
『家事育児の分担』
というところになるようです。


驚いたのは、
そんなふうに家庭を運営している方が意外とたくさんいること。


そして、
さらに驚いたのは、
『家事育児の項目の多さ』


簡単には分担できない。


試しに私が普段やっていることをチェックしてみたところ、
90%はありました。


これをどう分けようというのか。


主人からは月に50000円の食費生活費を渡されましたが、
今までの生活とかなり変わります。


なので、
私も今まで通りこなすというのはありえないと思っています。


愛情があるからこそ、
できていたこと。


愛情がないとわかった今は、
できません。


いや、
私にはまだ愛情があるから、
本当はできる。


でもここは、
してはいけないのです。


家事の対価がどれほどかはわかりませんが、
結婚し仕事を捨てた私が、
社会的にも仕事に戻れるとは到底思えなく、
今のこどものサポートを考えても戻ることはできない。


それは夫も理解しているようにも見えます。


分担表は思った以上に難しいので、
少し時間をくださいと伝えました。


離婚せずやっていく前提で分担するには、
本当に難しい。


私の気持ちがもっと冷めてくれたら、
鬼のように分担できるのに。


楽なのになぁと思いました。