ウィンターズ・ボーン | 庭と猫とスケッチブック

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2010年のアメリカのヒューマンサスペンスです。

 

以下ちょっこっとネタバレになります。

 

主人公は17歳の少女リー。

 

犯罪を犯した父親は、家と土地を保釈金の担保にして失踪。

 

父親を見つけなければ、住むところを失うリーの一家。

 

彼女は家族の生活を守るため、父親を探します。

 

でも、父親探そうとすると、親戚?の人たちから妨害や嫌がらせ、挙句にリンチを受けます。

 

 

 

なんか色々びっくり。

 

まず、父親に対する愛情が全く感じられません。

 

父親を探すのは、生きていてほしいという涙ぐましい親子愛からではなく、

家と生活を守るために、死んでいるならその証明をしなければいけないからという、極めて過酷で現実的な理由。

 

どうやら父親は一族の掟を破り、すでに殺されたらしい。

 

問題は「父親を殺した犯人は誰か?」ではなく「裁判所にどう父の死を証明するか?」なんですね。

 

 

 

そして、あの親戚は一体何?

 

一族とか掟とか。

 

意地悪すぎるし怖すぎる。

 

横溝正史のアメリカ版?

 

そんな異常なコミュニティが実際にあるのか調べたところ、

ヒルビリー」と呼ばれる人たちの存在を知りました。

 

アパラチア山脈周辺に住む、粗野な白人の貧困層とのこと。

 

差別的な呼び名なのでしょうかねえ。

 

移民した頃から外部との交流があまりなかったため、特異の風習が発達したそうです。

 

グローバルでオープンなイメージのアメリカですが、

田舎にはこんな閉鎖された村社会があるのですね。

 

17歳のまだあどけない少女が、過酷な現実にすでに受け入れているのが悲しい。

 

貧しくて暗い社会から、出れたら良いねえ。

 

最後、ちょっと希望を感じるラストでした。

 

 

 

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