森に眠る魚 | 庭と猫とスケッチブック

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角田光代さんにハマってます。

お正月休みに読んだのは「森に眠る魚」

 

 

都会のきれいなお母さんたちの、心の闇について書かれてます。

 

怖かったです!

面白かったです!

「こういう気持ち分かる!」と思った自分も怖かったです(笑)

 

以下、ちょっとだけネタバレになります。

 

 

 

主な登場人物は5人。

千花・・・おしゃれで明るい。

容子・・・人付き合いが苦手。地味な感じ。頑固?

瞳・・・ボランティア活動をしている。依存気味?

繭子・・・開けっぴろげな性格。ガサツ。

かおり・・・セレブ。不倫。

 

みなさん、小さな子供を持つママ友です。

タイプは違っても、みんなどこにでもいる普通のいい人です。

そんないい人たちが、ちょっとずつ壊れていく話です。

 

私は瞳に一番好感を持ちました。

優しいながら意見を持っています。

若い頃にメンタルを壊したものの、5人の中では一番普通な印象でした。

もうちょっとしっかりしてほしいかな。分かるけど。

ストレスに参ったようで、最後はちょっと心配。

 

繭子はきらいです。

ガサツすぎる。意識が低すぎる。無責任すぎる。

子供にお菓子ばかり食べさせて、テレビばかり見せてます。

子供に怪我を負わせても平気。

こういう人は、近づきすぎると危険。

子供には関わらせたくないです。

 

 

最初は仲が良かった5人ですが、少しずつ意識にズレが生じ、次第にお互いの存在が重荷になり・・・。

意識せずに言った言葉を、変に歪んで捉えられたり、

依存や執着が息苦しくなったり、

思い込みや被害妄想だったり。

ああ、女のしがらみって面倒くさい。

 

終盤に差し掛かる頃には、エスカレートしすぎてひたすら恐怖です。

 

この一年、それぞれ相当疲れたみたいです。

「母は強し」なんて言うけれど、未熟な新米ママは、弱くなる部分もあるんじゃないかなあ〜。

子育てって孤独なんです。

守らなきゃ、育てなきゃという責任を一人で背負い、身も心もヘトヘト。

自由もない上に、人間関係こんがらがても逃げ場がないときたら、精神イワすのも無理ないでしょう。

 

最後はみんな、傷を負いながらも成長したと、

希望を持たせるようなところもありました。

 

ところで、クライマックスのあのシーン、

「彼女」は一体誰だったのか、分からずじまいでした。

五人のうちの誰か・・・。

誰であってもおかしくない。

私は容子だと思うんだけど・・・。

ネットで調べても分かりません。

どなたか分かる方、教えて下さい。

 

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