もう今年はガレットいいかも・・・
毎年思うのですが
店頭に売られているガレットを見ると
ついつい買ってしまうという。
買わないと1月を終われないという
全く意味のないプレッシャーを勝手に自分にかけているような気がしなくもない昨今、
それでも
フランスの、ノエルが終わると一斉に繰り広げられる
各お菓子屋の工夫を凝らしたガレット合戦、
やっぱり、これはどんな味のガレットだろうとか
フェーブは何が入っているのかなと考えると
買わずにはいられなくなってしまう、
そんなガレット病の私。
でもでも今年は、あれもこれもと手を出さず
できるだけ厳選しよう、そうしよう。
そんなわけで、今年一番に買いに行ったお店は。
ピエール・マルコリーニ。
ピエール・マルコリーニのチョコレートは何度か食べたことがあるけれど
ガレットは、初!
パリ仕様のウィンドウがかわゆいです
ガレットデロワありますか~?
と店内に入ると、はい、こちらです、と。
ポルトガルのファロ産アーモンドを使用したアーモンドクリームが入った
ミルフィーユ仕立てのガレット・デ・ロワです
オーソドックスなガレットを、素敵に仕上げた風
るんるんしながら家に帰り、おやつに食す。
さすが、高級菓子屋。
ガレットが、ちゃんときれいな箱に入っております。
普通、どの店も、専用の紙袋にがさっと入れて終わりなのに。
そしてなぜか王冠が2つ!
王冠2つはうれしいけれど
それならフェーブも2つ入っていたらいいのにな~
で、ガレット様とご対面。
きれいに四角で美しい。
そして、ピエールマルコリーニのえらいところは
ガレットが、ちゃんと下に敷かれている台紙に固定されていたこと。
だから、持ち帰る際、
多少縦になっても、箱の中で動いてせっかくのガレットがバリバリと崩れる、
ということがなかったのでした!
さ、切り分けますよ~
ってことで、こちらで4分の1。
お店の方からはこのガレット、4~6人用、と言われたけれど
日本人の私からしても、6等分ではさすがに物足りないんじゃないかなぁ。
4人でちょうどよいと思います
そしてお味ですが、
思った以上に、軽い。
この、アーモンドのかけらが入ったこだわりのアーモンドクリームも
見かけと裏腹に軽く、甘すぎず、ある意味あっさり。
でも、さくさくのパイ生地が、
いいバターをちょうどよい分量で作ったのだな、と思わせる絶妙加減で
しっかり美味しい。
油でギトギト、なんてこともなく
全体的にお上品なガレットでした。
濃い味のガレットをお好みの人には、ちょっと物足りないかも?
でも、毎年、最初のガレットは
フランジパーヌの正統派でいきたい私には
ちょうどよい、ガレットでした
ほいで、お楽しみのフェーブは。
マルコリーニのチョコレートフェーブ!
オリジナルフェーブがやっぱりうれしいから、
よし!
ということで、今年は、厳選してガレットデロワ、楽しく食していきたいと思います