「おそうしきのえほん」
おかげさまで(?)
もいもいには残り1冊となっております
改めて
「おそうしきのえほん」
とは??
11月に、
きこえない子のための
「おそうしきのえほん」
を出しました
(本屋さんにはなく、ネット販売のみです)。
https://www.hotolink.com/おそうしきのえほん
お葬式で
聴こえない子たちがおいてけぼりになる場面を
少しでも減らせるようにと作った
視覚教材的なものです。
ストーリーのある絵本とは少し異なります。
ろうの友達が
親の葬式に通訳を呼ばず、
帰宅してから
家族に葬儀中に話されたことを教えてもらい
大変後悔した
というエピソードがありました。
その人は普段から通訳派遣は慣れていましたし、
相談を受けた際に
私からも絶対に呼ぶべきだと伝えました。
でも、
実の親が死んだ時の心情で
冷静な判断は難しかったようです。
ただ、それだけではなく
「お坊さんがどんな話するものなのか
知らなかったから、
大した話じゃないと思って…」
と言うのも
呼ばなかった理由になっていたようでした。
通訳を呼べる制度があっても、
自分に必要な情報と思わなければ
意味ないのだと私は衝撃を受けました。
他にも
「どのお葬式でもお坊さんは
同じ話をしている(聖書を読み上げるように
決まりきったフレーズを言っている)のかと思った」
と言っているろうの友達もいました。
聴こえる子たちの
「お葬式を知らない」
とは訳が違う
「知らない」「わからない」が聴こえない子たちにはあると思い、
少しでも何か
補助的に使えるものを作りたいと思い
手掛けたのが今回の絵本です。
私と難聴児をもつお坊さんが
メインになり作ったので
プロの作品ではないですが、
この絵本の存在が
みなさんが何かを考えるきっかけになればと思っています。
もしよろしければチラシをご覧ください。
今日21:30〜、
YouTubeライブ配信で
どんな絵本か気になる方がいらっしゃいましたらご視聴ください。