今日はワールドカップ遠征の移動時について書こうかと
12/2の夜19時ごろ試合が終わり、部屋に戻ってきて翌朝のバスが7:45発なので、帰宅早々パッキング開始と行きたいところですが、ルーティン的にスキーバックを最初に作るのでスキー道具の乾燥待ち.... その間に服をたたんだりパッキング前の準備を行いいざパッキング!(スキーバックを最初にパッキングする理由はバックが大きいので23kgギリギリまで詰めたいから!)
翌朝のバスは定期便なので、事前予約がないのですが翌日の便には間違いなく他の国チームも乗るので、乗り損ねると嫌なので極寒の中15分待ちを選び、うちは7:30にバス乗り場集合と伝達。同じ時間に隣の部屋のオランダ、スペインチームも出てきてお互い顔を合わせた後、焦って急いでいました....
案の定バス乗り場に長蛇の列が出来、うちは前の方だったので安心感がありましたが、最後の方に来たフランスチームは人数も多いのでかなり焦ってる感じでした。こんなところでも国間の戦いが常に発生しています(笑)
なんとかみんなで協力し合いながら荷物を積み込みきって全員無事同じバスに乗ることができましたが、大き目のチームが後1つ多かったらアウトだったかと。
空港に着いた時もバトルです。皆無口で誰よりも早く荷物を取り出してチェックインカウンターに向かうと言う、殺気を感じながら自分も無口で取り出し手荷物のキャリバック、炊飯器とチェーンが入ったキャスターバック、スキーバック、スーツケースと4つの荷物を上手く両手が引きづりながら、なんとか3番目ぐらいでチェックインカウンターに並び、さっさとチェックイン手続きを終えました。 うちの若手の今季初参戦の選手が予想通り長蛇の列の最後尾に並んでいました.... シーズンを通して遠征の仕方を学んで行ってもらいたいです。
さてチェックインが終わり、ルーティンワークとなっているロストバゲージ対策! どの荷物にどの番号がついているか確認しておくことで、ロストした際にバックの形状など申請する際にスムーズに行きます。 近年得にコロナ後の自分たちの遠征では基本荷物は来ない!と思って動かないと、痛い目に遭います。
そんな状況なので、最近うちはAppleのAirTagで確認するようにしていますが、今回も.....
えっと、見事に出発地のクーサモ空港からに残ってます....
(写真は翌朝クーサモ空港から輸送されたオウル空港到着時の写メですが...)
しかもチーム全員で17個預けた荷物が一つも届きませんでした.... 一つも....もはやエクセスチャージとっておいて運ぶ気すらない.....
コロナ後航空会社が行ったのは、値上げとロストバゲージの事後手続きをQRコードでやりやすくしただけです...... 荷物を一緒に届ける方には何も改善せず、ロストした時のためかお金だけはしっかりとり、手続きはクレームの電話ができないように、ウェブ上..全てに納得できません.... 公然の詐欺会社としか思えない。
<QRコード読み込んで手続き中>
うちは去年もその前の年もアーランダ空港ではロスト続きなので、今年もロスト対策日として空港内のホテルを2泊取っておいたので、翌日引き取りに行き無事全ての荷物と次の戦いの地、イドレ・フヤルに到着することができました。
ドイツチームもロスト対策で同じホテル1泊取っていたのですが、翌日の出発前につくか不安そうにしていました....
日本チームの選手は完全ロストにあってしまい、かなりストレスフルな日々を過ごしたかと.... 一年苦しいトレーニングを積んできてこんな理由で試合に出れなかったら...そんなことがあったらどうしてくれるのよ、と航空会社、空港職員の方々に声を大にして言いたい。大変なお仕事なのはわかりますが、ちゃんと仕事してくれ!
荷物が届かなかったため、やりたかった事務作業も半分以下になってしまいました。本当に航空券は高い、しっかりエクセスチャージも取られてこの状態なので、仕事できなくて無駄にした時間、ストレスを考えると航空券の半額以上は返してもらいたいものです。




