リンゴの彫像には冷蔵庫とCA貯蔵がある。CAとは Controlled Atomosphere の略であり、酸素を減らし、炭酸ガス濃度を高め、保存する。

 

谷村志穂さんのお書きになった「ききりんご紀行」に「四月なのにぱりっとしている王林やシナノゴールド」という章がある。冷蔵庫貯蔵は2月まで、CA貯蔵では4月までぱりっとしていると書かれている。

 

もひかん林檎は倉庫保存でも4月までは大丈夫である。5月になるとさすがに、11月に採れた林檎はぼけてくる。

 

実は5月の連休中に届いた林檎が、カウンセリングルームの冷蔵庫に眠っていた。

 

5月4日に届いたもひかん林檎

 

青森から暖かい神奈川に林檎が送られてくると、気温が高くなっているので、急速に柔らかくなるのである。

 

この林檎が2個、カウンセリングルームの冷蔵庫にあるということを今日、6月29日に気づいたのである。(笑)

 

ビニール袋から取り出してみると香りがまだする。

 

食べてみると、食感が柔らかくなっていた。今、スーパーで売られているリンゴよりは

美味しいと思った。この「ききりんご紀行」という本にも、無肥料のリンゴは腐りにくいと書かれている。

 

まさにその通りだ。11月に収穫した林檎が半年以上過ぎても、食べられる状況にある無肥料のもひかん林檎は凄い。

 

しかし、無肥料、減農薬、葉取らず、草生栽培、樹上完熟には、ネズミの被害が毎年のように起きるのである。

 

除草剤を撒かない草生栽培の為、毎年、ネズミに木を囓られる。今年も、黄王という品種が200本、ネズミに木を囓られ、枯れた。

 

除草剤を撒いているリンゴ畑にはネズミは住むことができない。その為、工藤さんの林檎畑は、毎年、ネズミの被害を受けているのだ。

 

8月の後半に楽しみにしていた恋空もネズミに木を囓られ、8割は枯れてしまったのだ。

 

安心・安全な林檎を作ることは、採算があわないというのが現実なのである。

 

 

 

 

 

 

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