我が子に伝える脱毛症

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最近、Silkyのお客様は幸せ続き。
ママになられた方も
これからの方も沢山いらっしゃいます。
そんな報告を受けるだけで幸せな私ですが、
ママ達には心配事も沢山あるようです。

カツラを使用しているママの心配事は
1 子供にどう説明するか
2 子供が「ママカツラ」と言わないか
3 子供つながりの人に言うか言わないか
4 カツラの事で子供が嫌な思いをしないか
そしてそれ以前に遺伝しないか。

まずは1の子供にどう説明するかですが、
お子様の性格もありますし
生活をされている環境も違うため
これ!という説明の仕方はありません。
そこで17歳の娘をもつ先輩ママとして
私の経験を少し。

私は娘が生まれる前から脱毛症なので
出産時も髪の毛がありませんでした。
当たり前ですが娘の母である私は
髪の毛を取り外す事ができます。
ものすごく不自然な事なのに
子供にとってそれは自然な事で
驚く事ではありません。

子供と大人では体型が全く違います。
女の子であれば成長と共に
胸に膨らみが出るのと同じように
大きくなったら自分も
髪の毛が取り外せるようになると
思う子供がいてもおかしくないですよね。

そのくらい自然にカツラである母を
受け止めてくれる子供達なので
娘が本当に小さい時から
娘と私は違うという事を
よく話していました。

話すといっても相手はまだ2歳?
お話もそんなにできない年齢。
その時に私は娘の髪の毛を梳かしながら

「⚪︎⚪︎ちゃんの髪の毛はきれいね♪
 マミーもいつか⚪︎⚪︎ちゃんみたいに
きれいな髪の毛が生えてくるかしらね?」

「⚪︎⚪︎ちゃんはいいわね^_^
きれいな髪の毛があって。
マミーもいつか生えてくるかしらね♪」

と、事あるごとに話していました。
髪の毛がある事が当たり前ではないと
意識の中に埋め込む作戦です^_^
娘が少しお話が上手になった時、
娘が私に言いました。

「マミちゃんのかんかん(髪の毛)お病気なの?」

ここで私は初めて自分が病気で髪の毛がないけれど
かんかんを付けているからお外に出られるのよ^_^
とお話をしました。
それからというもの、私がカツラをかぶると
「お出かけ?」と質問するように。
これは以前飼っていたワンちゃんも一緒でした(笑)

子供には成長に合わせた理解しかできません。
どんなにママが
「お外ではママがカツラだと言わないでね」と
必死で言い聞かせたとしても、
なぜ言ってはいけないのかを
理解していない場合が多いですし、
子供に言わないでとお願いするのは
子供にとっては内緒事を作る事。
きっとハテナがいっぱいになると思います。

だとしたら、
小さい時からママは他の人とは違うという事を
なんとなく言い続ける事や
カツラをつけていない時に人に会うのは
お洋服を着ないでお外に出るみたいで恥ずかしいと、
本当の気持ちを繰り返し伝える方が
私は子供には伝わると思ったんですよね。

実際、
娘にマミーがカツラだと言わないでね
といった事はありませんが、
娘がその様な事を言った事は一度もありません。
彼女なりにマミーは人とは違うし、
かんかんを付けないでお外に出る事は
お洋服を着ないのと一緒だから
言うことでもないと思ったのだと思います。

一度だけ、
年少さんの時に描いてくれた母の日の絵が
坊主だった事がありましたが、
娘が接している私はお家の中の方が多いので
ある意味当たり前の事ですし、
髪の毛があってもなくても
私の事が大好きだという事ですものね♪
嬉しいかぎりです^_^

と言うわけで、
私は娘の成長に合わせてお話をしていました。
小学生になるとなぜ私が治療をしないのか、
他の身体的不便を持っている人たちと
何が違って何が同じか、
自分と違うことはどういうことなのかなど
本当に色々とお話をすることができました。

人はそれぞれ身長も体重も
肌の色も声も、全てが違います。
それで良いのだという事を
私が身をもって娘に見せる事ができたらと
今でも強く願っています^_^


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