2020年7月5日(日)
第2回 炭鉄港カードの旅続き

沼田町をあとにして、
次に訪れたのが、『赤平市』

三笠、夕張と炭鉱都市に行ったら、閉山当時のままの状態で残されている立坑櫓がある『赤平市』には是非行かなければ!

【赤平市】
1918(大正7)年、茂尻炭鉱が開坑し石炭の歴史が始まり、豊里炭鉱、赤間炭鉱、赤平炭鉱と大手炭鉱が次々と開坑した。
最盛期の昭和30年代には大小22もの炭鉱が稼働していたが、昭和40年代のエネルギー転換によって、閉山が相次ぎ、1994(平成6)年 赤平最後の炭鉱 赤平炭鉱が閉山し、石炭の歴史に幕を下ろした。
閉山後は、鉱業から工業のまちを目指している。

まず初めに訪れたのは、
「赤平駅」
かつて赤平駅からは、赤平の代表的な3つの炭鉱 豊里、赤間、赤平から多くの専用線が延びていた。昭和30年代に赤平の石炭は日本一の貨物発送量を誇ったが現在ではローカル駅となっている。

開業1913(大正3)年

現在の駅舎は、1999(平成11)年に建てられた6階建ての「赤平市交流センターみらい」という公共施設内に併設されている。

かつてここからは、各炭鉱へ引き込み線が延びていた。

炭鉄港カードは、赤平市交流センターみらいでゲット!

ついでに駅スタンプも新しめのスタンプ

立坑櫓がいい感じ♪

古めのスタンプもあるが、端が削れて赤平駅の文字が消えかかっている。国木田独歩とはなんぞや?

せっかくだから、カードになっているズリ山階段付近に行ってみることにした。

赤平駅のちょうど真裏にあったのが「北炭赤間炭鉱」の選炭場原炭ポケット

現在 跡地には、ズリ山、原炭ポケット(採掘された石炭を一時保管する建物)が残されている。

ズリ山は観光地化され、ズリ山階段として整備され、「あかびら火まつり」の舞台となっている。(2009年~)

赤平のズリ山階段は、777段!

日本一の高さを誇る。

2番目は、長崎 世知原町555段のズリ山階段

※ズリ山→石炭を発掘したときに出る捨石の集石場(九州ではボタ山という)

眺めるだけで登る予定はなかったが、頂上からの立坑櫓見たさに登ることに(立坑櫓好き!)

が、この軽い気持ちが後に後悔することに……(スタート時の写真はなし)

15分間ひたすら、階段を登る。

(余裕もなかったので、途中の写真もなし)

余韻もなく、いきなり……

777番目!!

到着!


頂上には、赤平の今昔の看板、望遠鏡、幸運の鐘が置いてある。頂上は、草木に覆われ景色はイマイチ……

景色を見るなら、春先か秋がオススメ

少し下って写真を撮る。

立坑櫓~!

奥には芦別の大観音像も見える。

頂上で10分ほど休憩し、下山!

足がガクガクになりながら、「赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設」へ移動💨
(もちろん、次の日にはバッチリ筋肉痛になりました💦)