今日で過ぎ去るこの一年と、また新しく来る一年に。。 | 本橋ユウコの部屋

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実は、というほどの事でも無いかも知れないんですが。。

私、ブログをけっこう何個もやってます(笑)。


このブログが一番最初だったんですが(忘れもしない今年の春に初めて活動始めたんですよ~。涙)、その後、お仕事用のホームページを作ったらオマケでブログが何個も作れて、クリエイターのポータルに登録したらまたオマケでブログが…(苦笑)。

全部を適時更新するのでそこそこイッパイイッパイになってたりもしますが(失笑)。まあでも、目的も向けた相手も全部違うもんだからしょうがないですわな。。
これからも頑張って世話していこうと思いますよ☆



で、なんでそれをこの大晦日になって言うの?って話ですけど。

ちょっと前に、まだ入って間もないクリエイターポータルの方のブログで、何気なしに書いた記事がどうした訳か予想外に多くの方の共感を呼び、コメントもたくさん頂いてしまいました。
まだそんなには親しくしてる人も多くないし。(九月頃に登録したばっかで)
そこでは、それほど(いや他所でもですが。笑)クリック狙おうとか思って書いたんじゃない。
ホントに自然に、ひょっこり自分の中から出てきた言葉だったのですが。

「この言葉に癒されました!」とか。
「エエ文章や!忘れてた事を思い出させてくれた!」なんて事まで言って頂いて恐縮しました。。。

自分でも、なんでそんなに?っと逆に疑問でいっぱいでしたね~。
(それほど力を入れて書いた文でもなかっただけに…笑)


実を言うとまだ自分の中でその答えは見つかっていません。

何が、どうして、そんなにみんなの心の琴線に触れたものなのか?


だから、という訳でもないですが、こっちの皆さんにもちょっと読んで頂こうかと。
…ほんとにちゃんと癒されるかどうか保障は出来ないんですがね(苦笑い)。





(中略)



でも私、前にも言いましたけど、ほんとにおととしとか去年の今頃は、全然まったく違うことしてたんで。それ以前は…さらにさらにダメ人間でした!(爆笑)

なのに、今年はいっぱい良いお仕事させていただけて、なんて幸せなんだ~。。。
っと色んなものに今更ながら感謝感謝の今日この頃です。。


だからね。

もしも今、
「あ~自分ってくだらねえなぁ。何やってんだろう。も、死にたい…」
とか軽く思っちゃってる人がいたら、私はその人に強く言いたい!


来年は、きっと良いことあるって☆


…って、そんな事ぉ!?(笑)
す、すいません。。月並みなおバカなことしか言えなくって…(汗)。

でもね、ほんとにそうなんですよー。
誰にもわかんないんですよ、来年の今頃、自分がどこでどうしてるかってことは。
(良くも悪くも。。)
けど頑張って、結果がなかなか出ないことも、必ずどこか水の流れの底の方で何かが動いてる、そういうもんなんです。絶対そうです!

だからさ、来年でなければ再来年、きっといいことあるって☆
それでもなければ10年後かもよ?☆

そう自分に言い聞かせて。

今日もまたそうやって「いつか」を信じて「いま」生きていられる、そういう幸福に深くふかーく感謝するのです。

朝、ちゃんと目が覚めてよかった。(覚めないことも結構多い!)ご飯が美味しく食べられて良かった。(病気にでもなったら美味しくないかも!?)親や友達が連絡くれて良かった。(まだ生きてるらしい!笑)貯金が○円あって良かった。(それでもゼロじゃない!苦笑)お仕事がまたもらえて幸せ。。(忘れられてなかった…)

今日も、ちゃんと手が動いて、目が見えて、自分の絵が描けて、良かった。

そんな風に、いくらでも感謝出来るですよ人生。
始めることも、やり直すことも、いくらでも出来るですよ…。

とりあえず生きてさえいれば。。


なんだか近頃悲しい事件とかも多いので。
みんなが何かに感謝してたらきっと世の中もう少し良いのになぁ…とか。。。

てな感じで、平和なお正月っぽいイラストにしてみました。

こんな風に種族も性格も言葉(?)も、みんなもの凄く違う色んな生きものが、互いに認め合って、尊重しあって、好き勝手に仲良く平和に暮らしていける社会―。


そんなのが、結構、理想です。。



(原文ここまで)






さて、どうでしょうか??


…期待して読むとぜんっぜん大した事ないかもしれないんで申し訳ない限りですが…(笑)。
どーもどーもすいませんです。。。






私は全く興味ないんですが、家族が見てるテレビから紅白歌合戦とかが流れてますね。

ウチの父は結構年行ってるんで、共感できる曲(というのは大抵、本人が若い頃のなので)は「誰か故郷を思わざる」みたいな、下手すると戦前の曲(!笑)だったりして。

ウチの母はもろ団塊の世代なんでフォークとか、さだまさしなんか?

で、私は新しいのも古いのもあんまりわからず。。(落)


それぞれつまんない時は色んなチャンネルをハシゴしつつも。
でも、唯一、そのばんらばら親子全員が口ずさみ、リズムを取りつつ鼻歌ってしまった曲がありました。


「ルビーの指輪」。


何故かあれだけは、全員ストライクだったんですよね~不思議だなぁぁ。。

で、また風呂そうじとかさせられつつ、余韻で「ルビーの~」をフンフン口ずさみつつ思ったことは。




歌(または音楽そのもの…)って、スゴイものなんだなあ、と。




誰にも、その人だけの”若かったあの頃”があり…それはもう取り返す事も、後の人の都合で書き換えることもできない、本当にかけがえの無い大切な大切な時間であり…。


歌は、その大切な時間を共に生きた、本当に気の置けない「親友」であるのであり…。


「上手い歌」だとか、「流行ってた歌」とか形容詞は色々あるだろうけど。
共に泣き、共に笑い、共に怒り、共に走った、まるで心の一部と言ってもいいような…「時代の皮膚」とも呼べるような存在なのであるなぁ、と。



物語にもそういう側面はありますが。

「皮膚感覚」としての近さで、それはやっぱり、歌の比では無いのかもしれませんね、残念ながら。
まあ、どちらも車の両輪のようなものなんですけど。。

人生という、長く重い旅路の中での。





さて。

今年いっぱい、かなり無茶に(笑)走りつづけて来たこのもぐブログですが。
そろそろ本年最後のご挨拶をすることに致しましょうか。


こんな長い、重い、根暗なテーマの多い(笑)はた迷惑な記事にお付き合いしてくださった皆さん。

本当に本当にありがとうございました。
今、私があるのはひとえにあなた方の温かいまなざしのお陰です。


私は、いつでもどんな時でも、あなたの心のすぐそばにいる、そのつもりです。

この身体は一つしかないけれど。

この世に同じ時は二つとないけれど。

たとえ永遠に変わらないものなど何処にも存在しないとしても。

どれほど多くの人があなたを責めようとも。

もしも世界の全てが敵に回ったとしても。


私の中に、あなたを哀しく思う心がある以上は、私はいつでも、あなたのそばにいますから、ね。
どうか一人だとは思わないで欲しい。




いつか、このブログが更新されなくなる時がきっと来るけれど。


その日まで、私は言っておかなければならない事を全て、自分の出来うる限りの誠実な言葉で、言い続けようと思っています。


一人でも、「自分ぽっち」で苦しむ人がこの世界からいなくなるように。

その人が、心の居場所を自分で見出せて、他の誰かにも優しい気持ちと向けられる日がくるように…。




恐らくはその為にこそ、この自分がかろうじて”生かされた”のだと信じるから。







来たるべき新しい一年が、あなたにとっても私にとっても、少しでも明るいものでありますように。


凍てつく澄み切った漆黒の夜空を飾るあの星々に祈りを。