岡田有希子ちゃんの命日です。
まだ私も自分がビアンだなんて思いもしなかった頃
ほんの子供だったけど、間違いなく初恋でした。
儚げで、子供ながら守ってあげたくなるようなお姉さん
彼女は18歳をあと4ヶ月少し残して逝ってしまった。
今、私はとっくにその年を越えてしまった。
初めて観たのは多分アイドルパンチ
ファースト・デイトを歌う彼女は内気そうで
変かもしれないけど彼女を見るの、なぜかいやだった。
でも気になってた。でもいやだった。重い感じがした。
ザ・岡田有希子的な名曲だけど
今にしてみればそれが子供には濃すぎたのかもしれません。
それから多分レッツゴー・アイドル
恋、はじめまして。いきなり好きに変わったんだった。
活動期間わずか2年。個人的な思いをいえば
あまりにも急かされた2年だったと思う。
ポスト松田聖子ゆえに、竹内まりや三部作を除けば
シングルもアルバムもメイクもヘアスタイルも
短期間でめまぐるしく変化させられていった気がします。
そんな中、いろんな葛藤、重圧があったと思います。
もう少しのびのび活動できてたら
精神的にあんなに追い込まれたりはしてなかったんじゃないだろうか
あの引き金があったにせよ
最悪の事態にはならなかったのではないだろうか
全て想像でしかないですが。
あの事件から長い間
「岡田有希子」は芸能界のタブーだった。
あの痛ましいスクープ写真
ユッコシンドロームといわれた後追い自殺の多発。
それだけ衝撃的な出来事だったのだ。
だから前々回のスタア同窓会で
ナンノ達が普通にユッコの事を話してたのが本当に嬉しかった。
田中久美ちゃんの、あの涙をみて泣かないファンはいないだろう。
http://www.youtube.com/watch?v=Phz4v0DRpvk
同い年のナンノや長山洋子ちゃん。
同期の荻野目ちゃんや桃子ちゃんをみるにつけ
今彼女が生きていたらどんな風だったろうと思います。
簡単には「自殺は悪いこと、しちゃだめだ」とはいえません。
自殺に至る、本人なりの考えや理由、状況だってあります。
それでも、彼女には生きる方向で
やれる事を考えてほしかったと思うんですよね。
なんか地震とかあってわさわさして
眠れなくなったのでつらつら書きました。
おひまい
