新撰落語もぎた亭

新撰落語もぎた亭

新作落語の老舗落語会『もぎた亭』です。
上方の落語家四人と落語作家たちによる書き下ろしのネタ下ろし。
会を重ねて90回以上♪ 30年以上続けています♪

新撰落語もぎた亭の歩み その2(文中敬称を略します)

文・神崎京一

 

もぎた亭の発足から33年経ったのでここで喜六を、いや記録を残しておきます。その2。

 

落語一番搾りという名称で第1回から第3回までは劇団大阪の稽古場(谷町劇場)で公演したが、第1回公演後の9月26日と第3回公演後の5月8日に番外篇を開催している。

 

落語一番搾り番外篇 

於・心斎橋ジョイントセンター 

1992年9月26日開演時間は不明

桂福車「げんかつぎ」作・遠山桜

露の都「夜叉が池」作・佐和良春雄(平郡茂)

桂蝶六「壱両長者」作・さとう裕

笑福亭福三「蛸の恩返し」作・佐和良春雄(平郡茂)

(この回のチラシ・パンフレットは残存せず。)

 

落語一番搾り番外篇 島の内寄席特別公演

於・島の内寄席(カルチャーボックス心斎橋7階)

1993年5月8日18時30分開演

桂小國「開口一番」

桂蝶六「壱両長者」作・さとう裕

笑福亭福三「似顔絵」作・さとう裕

桂福車「レプリカ」作・神崎京一

露の都「夜叉が池」作・佐和良春雄(平郡茂)

 

↑1993年5月8日番外篇チラシ

 

↑1993年5月8日番外篇プログラム

4月29日に開催しました

第92回新撰落語もぎた亭

お陰さまで、たくさんのお客様に

ご来場いただきました

音譜

ゴールデンウイークの真っ最中

動楽亭までお越しいただいた皆さま

誠にありがとうございました!!

 

まず最初は演者4人によるオープニングトークで開幕です

オープニングトークでは

4月に繁昌亭にて

桂まめださん、笑福亭呂竹さんが

それぞれトリを務めたという話から

びっくり

10月24日に開催される

露の団四郎さんの

「三代目露の五郎襲名披露公演」の話から

照れ

5月17日・18日に開催される

上方落語協会主催の「彦八まつり」の話まで

ウインク

あれやこれやと

まさに話題てんこ盛り

爆  笑

会場は落語が始まる前から盛り上がっていましたよOK

 

そして公開あみだくじで出演順を決めて

いよいよ、新撰落語もぎた亭の始まり始まり~拍手

 

桂文福「ほぼブラジル」(神崎京一・作)

昭和のプロレスブームを知ってる人は、このタイトルだけで笑えます

 

笑福亭呂竹「蛇香黄丸」(堀文四郎・作)

「じゃこうおうがん」と読みます、一体なんのこっちゃ?

 

露の団四郎「馬面珈琲」(高田豪・作)

おいしいコーヒーの淹れ方が、これで分かった!

 

桂まめだ「俺の酒」(神崎京一・作)

酔っ払いが出てくると様々な騒動が起きる、いつの時代も一緒ですね

 

当日は、大いに笑っていただき

日頃のストレスも発散していただけたと思いますキラキラ

 

帰り際にお客様から「面白かったよ!」という

お声もいただき

スタッフ一同、感謝、感謝です

ラブ

 

次回の新撰落語もぎた亭

令和7年10月28日(火)

18時から動楽亭にて開催です気づき

次回も皆さまのお越しをお待ちしておりますバイバイ

 

 

秘密おまけ)

出演者、当日のスタッフ一同で

終演後に集合写真をパチリ!!

お疲れさまでした~飛び出すハート

いつも新鮮、採れたての新作落語をお送りしている

新撰落語もぎた亭

いよいよ4月29日(火・祝)に開演ですウインク

「ほぼブラジル」 桂文福 作:神崎京一

「馬面珈琲」露の団四郎 作:高田豪

「俺の酒」桂まめだ 作:神崎京一

「蛇香黄丸」笑福亭呂竹 作:堀文四郎

(出演順は当日の公開あみだくじで決めます)

すべてネタおろしの新作落語四本立てですよ~キラキラ

 

ゴールデンウイークのお出かけ場所に

迷っているあなた、

4月29日(火・祝)は17時に

是非、大阪メトロ「動物園前駅」すぐの

動楽亭へお越しくださーいビックリマーク

※いつもとは開演時間が変わっています。ご注意ください。

 

第92回新撰落語もぎた亭

令和7年4月29日(火・祝)17時開場、17時30分時開演

動楽亭:大阪メトロ御堂筋線・堺筋線「動物園前駅」①出口すぐ、またはJR環状線「新今宮駅」東口改札口より徒歩3分、ファミリーマート横の階段を上がって2階

料金:前売り2500円、当日2800円

お問合せ:あきんど落語笑店電話0798-43-0394/(有)文福らくごプロモーション電話0743-73-6663

さてさて皆様、お待たせしました!

 

第92回新撰落語もぎた亭

令和7年4月29日(火・祝)

17時30分開演です

 

約10名の落語作家が、

新撰落語もぎた亭のために

書き下ろした新作落語の中から

厳選された四本キラキラ

すべて本邦初披露のネタばかりびっくりマーク

 

会場は大阪メトロ動物園前駅①番出口からスグの動楽亭

動楽亭地図

 

4月29日(火・祝)

17時開場、17時30分開演

(いつもと開演時間が違います、お気を付けください)

料金は前売り2500円、

当日2800円です気づき

 

桂文福露の団四郎桂まめだ笑福亭呂竹の四人が、

新鮮・ピチピチの新作落語をネタおろしします拍手

 

ゴールデンウィークの真っ最中ではありますが、

こんな時こそ新撰落語もぎた亭で、

大いに笑ってリフレッシュしてください乙女のトキメキ

 

スタッフ一同、

皆様のご来場を心よりお待ちしておりまーすウインク

明けましておめでとうございます絵馬

いつも採れたてピチピチの

新作落語をお届けしている

新撰落語もぎた亭

本年もごひいきのほど、よろしくお願い致します

お年玉

さて今月から

新撰落語もぎた亭に初回から関わってこられた作家の神崎京一さんに、当落語会の歴史を語っていただくことになりました気づき

今回は「新撰落語もぎた亭の歩み その1」ですキラキラ

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新撰落語もぎた亭の歩み その1(文中敬称を略します)

文・神崎京一

 

もぎた亭の発足から33年経ったのでここで喜六を、いや記録を残しておきます。

新撰落語もぎた亭はどのようにして作られたか?

それは1992年、佐和良春雄が「作家が作った台本を噺家が演じる落語会が無い」と桂蝶六(現花団治)に相談したのが始まりである。二人はその後さとう裕と三人で大阪市北区万歳町の喫茶店で話し合い、「会が無いのなら作ろう」ということになった。当初、噺家メンバーを集めるのに苦労したが、一番に桂福車が「その話に乗った」と賛同し、笑福亭福三(現森乃福郎)、露の都が続き、遠山桜、神崎京一 他数人が集まり7月21日、谷町劇場(劇団大阪稽古場)で第1回落語一番搾りが始まった。

落語一番搾りという名称は笑福亭福三が提唱した。後に新撰落語もぎた亭と会の名称を変更する。

作家と噺家が共同で新作落語を制作することを目的とし、共同で運営する会である。根多おろしの新作落語を発表する会である。

第1回から第3回までは劇団大阪の稽古場(谷町劇場)で公演した。会ごとに高座を組み立てたのを記憶している。

当初は作家グループを「独立作家共同体」、噺家グループを「あけぼの会」と称したが、第9回からこの名称はなくなった。

 

第1回落語一番搾り

谷町劇場

1992年7月21日18時45分開演

桂福車「げんかつぎ」作・遠山桜

露の都「夜叉が池」作・佐和良春雄(平郡茂)

桂蝶六「壱両長者」作・さとう裕

笑福亭福三「蛸の恩返し」作・佐和良春雄(平郡茂)

第1回の客席に露の五郎師匠がおられた。

↑第1回チラシ

 

↑第1回パンフレット

 

第2回落語一番搾り

谷町劇場

1992年11月26日18時45分開演

桂蝶六「乱れ髪」作・佐和良春雄

桂福車「道具屋の陰謀(後にレプリカと改題)」作・神崎京一

笑福亭福三「似顔絵」作・さとう裕

露の都「金明竹」古典(注:チラシではお楽しみ、パンフレットでは山ん婆となっているが諸事情により金明竹を演じている)

↑第2回チラシ

 

↑第2回パンフレット

 

第3回落語一番搾り

谷町劇場

1993年3月16日18時45分開演

露の都「山ん婆」作・さとう裕

桂福車「五行」作・佐和良春雄

笑福亭福三「三つのお願い」作・神崎京一(注:チラシでは神の最後の願いとなっているが公演時には三つのお願いと改題)

桂蝶六「平成任侠伝」作・日高満博(注:チラシでは極道一直線となっているが公演時には平成任侠伝と改題)

↑第3回チラシ

 

↑第3回パンフレット

 

2025年1月7日 第1回目から残っているメンバーが神崎一人になってしまったので神崎が記します。