「モゲル丸先生。 レントゲンの写真こんなもんでどうでしょう?」

 

「どれどれ。おーよくとれてるねー。やっぱりレントゲンは〇○さんがとるのが一番うまいねー」

 

「そうですかぁ?いやレントゲンとるのが僕たちの仕事ですからね。」

 

「プロだね。プロ!さすが・・・あ!この写真になにか映ってる・・・なんだろう、よし!次の検査に移ろうか!!」

 

 

こんにちは。金花堂クリニック院長モゲル丸です。

 

今日は医療現場で働く人シリーズ第二弾と言うことでレントゲン技師(放射線技師)さんについてお話していきたいと思います。

 

放射線技師さん?レントゲン技師さん?

 

この二つは一緒です。

 

と初めて放射線技師さんという職業を知ったという方も中にはいるかもしれません。

 

放射線技師さんとは簡単にいうと患者さの検査をするときに医師以外で患者さんの体に直接放射線を当てることができる資格です。

 

難しかったですかね?

 

もっと簡単にいうとお医者さん以外でレントゲンのスイッチを押せる人です^^

 

 

レントゲンのスイッチはお医者さんと放射線技師さんしか押すことはできません。

 

レントゲンを撮るスイッチは看護師さんも押すことはできないんです。

 

放射線がでる機械。レントゲンやCTやバリウム検査で使うレントゲン透視装置も医師以外でレントゲン技師さんしか扱うことができません。

 

病院では本当にありがたい人たちなのです。

 

レントゲン技師さんの資格は大学や専門学校でとるのですがレントゲン技師さんの学校では

物理は必須です。

 

原子科学の理論を勉強して放射線が人体に与える影響とその検査をすることによって

得られる情報などを勉強します。

 

もちろん解剖も勉強しなくてはいけません。

 

技師さんと言えど勉強は凄く難しいんです。

 

例えばモゲル丸が膵臓見たいけど骨盤の下まで見たいからそういう感じにCTとってね。

 

とか肝臓は3相で今回とるから

 

とかこの人は脳のコロナール作っておいてね。

 

MRI今回はT1とT2だけでいいや。

 

とかいう言葉を理解しなくてはいけません。

 

普通の人なら

 

????????????

 

ってなりますよね。

 

しかも彼らは毎日CTやレントゲンやMRIを見ているのでモゲル丸の患者さんが例えば

 

CTを取った時、モゲル丸がCT画像を見るよりも早く電話がなって

 

先生!ここの部分なにかおかしいかもしれませんとこっそり教えてくれることもあるんです。

 

(法律では技師さんが診断することができないのでこんな感じの表現なんです^^)

 

 

こんなレントゲン技師さんですがまだまだ仕事はあります。

 

乳がん検診の時に使うマンモグラフィ

 

ガンの治療の時の放射線治療

 

PETCTと言われる核医学検査

 

超音波検査に骨密度に・・・・

 

沢山ありますよね。

 

あと面白いお話もあってレントゲン技師さんは放射線を扱うのでホルモンバランスが重要な女性は比較的まだ少ない資格でもあるのです。

 

なのでレントゲン技師さんは病院の中でも珍しい男社会。

 

お医者さんも女性が増えて男性の職場という感じではなくなってきました。

 

男ばかりが集まっているのですごく楽しいです。

 

モゲル丸も男子校出身ですのでこんな感覚はここレントゲン技師室でしか今は味わえませんね。

 

 

この前差し入れでカップヌードルを箱で2箱かって差し入れを入れたのですが数秒でなくなっていました^^;;;

 

どんだけ・・・

 

もちろん女性の技師さんもいるのでこれからは華をもったエレガントな技師さんも増えてくると思うのですがもうちょっとはこんな感覚を味わえそうですね。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

今日は医療現場で働く人たちとしてレントゲン技師さん編をおつたえしました!

 

モゲル丸でした。

 

病院というとお医者さん!看護師さん!

 

というイメージがありますが実際にはこんな縁の下の力持ちがいるんです。