浜名湖高校柔道部の主将。
ハゲなのは自分で剃っているからである。家は浄土真宗のお寺で、恐らくは後継ぎとして養育されているのだろう。
粉川巧とは中学校時代からの親友で、そこでも主将を勤めていた。
浜名湖高校に柔道部が無いと分かって柔道部を作ろうと最初に動いたのも彼である。
最初は居場所を作る程度だったみたいだが、どんどん話が大きくなって行き、一度は分裂の危機を迎えるまでになるが、うじうじしていた自分に嫌になっていたこともあり、最終的に引き続き粉川巧を支えることになる。
最初は粉川巧への突っ込み役だったが、文化祭の頃からコメディーリリーフの才能を開花させ、顔芸の多さは本作一である。
しかし、丸っきりのバカかといえばそうではなく、勉強だけで言えば上位である。
進学校に進まなかったのは、浜名湖高校なら文武両道を程よくできると思ったのと、粉川巧と引き続き柔道をやりたいと思ったからかも知れない。
しかし、肝心の浜名湖高校に柔道部が無かった事が全ての始まりとなった。
後半になると、たまにいらんことしーな事をやるだけで、要所要所で地味にチームを引っ張る活躍をしている。
じつは海老塚桜子に片想いをしていた。作品をよく見たらそうと思われるシーンが散見される。
浜名湖高校を卒業後は一浪の末、東京大学に入っている。