ebookのストーリー紹介から

死んだ父の遺志を継ぎ、立派な教師になる事を目指す星野理絵。しかし夢膨らませて着任した栄光高等学校は、成績や校則をたてに生徒を虐待する人でなしの巣だった!理不尽な生徒支配に対抗する理絵。絶体絶命の危機に、形見の指輪に宿った父の霊が救いの光を…!

 

恐らく御茶漬海苔の作品の中では怪奇度が最も少ない作品・・・とゆうか登場人物の何人かは下手な怪物よりたちが悪い。

この作品が出た頃は管理教育が問題視され、イラクがクウェートに侵攻して、アメリカを中心にした多国籍軍が結成された時期であり、そのことについて生徒同士が激しく議論する場面がある。

 

星野理絵は暴力はどんな物であれ反対しているが、それがために危ない目にあったことが一度や二度ではないし、そのたびに形見の指輪に助けられている。それがなければ、とっくの昔に死んでいただろう。

かなり後の別の漫画のこの人に似ている。

生贄投票 二階堂ありさ | マ・サカツのブログ (ameblo.jp)

しかし終盤に栄光高等学校に赴任した若尾正によって彼女に欠けていた物を補う形となり、再出発することになる。

 

*最初の話は神戸高塚高校校門圧死事件が元ネタ。