2023年10月中旬にセットアップを終えた私史上初めてのiPhoneで最初に撮影した写真はこちら。
それまで愛用していたXperiaと比べてどうか、という評価ができるほどの知見は無いのでコメントできないが、甘味好きとしては光沢やみずみずしさが上手く伝わっていると思う。改めて写真を見ていると、お団子が食べたくなる。
続いてのiPhoneの活躍の場はこちら。
ホテルニューオータニのトゥールダルジャン 東京。
出張を6日後に控えた10月18日に奥さんと訪問。
入口にはハロウィンの装飾が施されていて、窓から庭園の夜景が望める席での鴨料理。
これが日常である筈がなく、ネタを明かせば某サービスから頂いたバウチャーのおかげによる私たち夫婦としては初めての本格的フランス料理。
お酒が飲めない私に合わせて、奥さんも給仕さんお勧めのノンアルコールのシャンパンで乾杯。アペタイザーはお店のマークを模ったお芋のフライ。盛り付けがお洒落。
慣れない場所に緊張していたけど、お腹が空いていたのでパンはサーブされたそばから速攻で戴きました。カトラリーは使う分だけその度にセットしてくれるので、どのフォークを使うんだ?と迷うことが無いのは有難い。
パンを食べて落ち着いたところで冷菜、ゼリー寄せ。口に運ぶと食感と仄かな香りが楽しめた。慣れないナイフとフォークでこぼさずに上手に食べなくちゃと気持ちを集中。
持ち帰り用のメニューは頂戴してきたんだけど、さすがにこのブログを書いている出張先まで持ってきていないので正確な料理名を記せなくて申し訳ないです。こちらはホタテ料理で、ほほぉ~、フランス料理ってこんな繊細な味に仕上げられるのねって、素人の私を唸らせた一品。貝類とお腹の相性が悪い奥さんにはホタテに代えて白身魚で用意していただいた。
町中華なら、どれどれ、そちらのお味はどんな具合?とばかりに箸を伸ばすけど、さすがにここでは他人のお皿にフォークを伸ばす雰囲気ではない。
冷たいスープ。味は勿論、美味しかったんだけど、サーブされた瞬間はカップの下にお皿が2枚重なっていることに先ず圧倒された。普段は洗い物をいかに減らすかを考えがちな私。気持ちが潤います。
メインの鴨料理。メインと言われて納得する逸品。こちらのレストランは奥さんが選定し、私は奥さんからはフランス料理と聞いていただけだったので、鴨料理を出すお店とまでは承知していなかった。こちら料理をいただいて、各テーブルにガラス製の鴨の置物がおかれている理由にも納得した。自信の一品なわけです。
ここで、コースには含まれていませんが、との案内とともにチーズのワゴンがやってきた。折角なので戴くことに。お勧めのハードなチーズ(名前失念)とも迷ったけど、慣れたカマンベールを選択。
ワインが飲めないのが悔やまれる。
チーズとともに供されたの、イチジクのパンだったか。流石にお腹いっぱいになってきたところで
フランス料理のイメージどおりのデザート。私はコーヒー、奥さんは紅茶とともに頂きました。
ひとり静かに食事の時間を楽しまれている常連の様子の謎めいたご令嬢、
食事の後半にホールケーキを登場させて何かのセレブレーションを祝っているカップル(ケーキは包んでお持ち帰りらしい)、
海外からの賓客を招いた接待をと感じさせる団体、
などなど、食事だけではなく、日常には無い空間も楽しませていただいた。
これまで「トキメキ」を求めてきたけれど、これからは生活の僅かな「潤い」に喜びを見つけるのもいいかもしれない。











