福岡在住の息子君を訪ね、1月5日～6日に福岡へ。
私自身は年末の12月21日に帰国し、その残務を年末年始に引きずりつつも何とか目途をつけていたものの、新年5日の仕事始め早々の年休取得は承認行為などに支障を与える恐れもあり、その処理をすべくリュックにPCを忍ばせての1泊旅行とした。普段からあちこちを飛び回っている息子君が1月5日-6日であれば夕食を一緒にできるという嬉しい報を寄せてくれていたので、前年末からこの日に焦点を合わせて準備万端に整えた次第。ずっと待っていたこの機会を逸するものかと。
航空券は直前の予約であったことや全国旅行支援による活況もあり、ANAマイレージの特典航空券の利用は叶わなかったものの、5日の午前中に福岡着、6日は夕方まで福岡に滞在できる便を予約できた。往路では奥さんに上空からの富士山の雄姿を楽しんでもらおうと窓側の席をアサインしたものの、スマホでフライトマップを見ながら今か今かとワクワクしていた私たちを乗せたANA便は私の予想よりも内陸側を飛行しており、富士山は反対側の窓の下。
その後、飛行機の速さを改めて感じつつ、やがて福岡空港に到着。私としては15年ぶりの福岡空港。
この日のホテルは福岡駅から近いこと、大浴場があること、朝飯を楽しめることを条件に三井ガーデンホテルを選択。同じ条件であればドーミーインが最有力であったものの、その時期は外装工事中で窓から外の景色が望めませんとのコメントがあったために断念。予約したホテルのチェックインは15時からのため、空港から地下鉄でそのまま市内観光をスタート。
羽田空港の売店で調達したカツサンドを機内で食べたばかりであったけど、短い滞在期間中は九州名物を堪能したい欲望の赴くままに昼食のレストランを検討。事前に考えていた幾つかの候補の中から、奥さん好みであろう辛子明太子を堪能できるお店を選択。恵まれた晴天の下、Google Mapで位置を確認しつつ街並みを抜けていくと、いかにも雰囲気のある和風の建物から延びる長い行列が目に入った。その行列の末尾に着いて待つことしばし。結果的には機内でカツサンドを食べていて正解、という程に待ち、
めんたい重と麺の飯麺セットを注文。せっかく来たのだから、明太吸いも食べたかったのだけれども、これは懐具合ではなく胃袋と相談して断念。めんたい重には昆布が巻かれた明太子が１本横たわり、麺のスープは辛くても美味しくて飲み干せる。すっかり満腹となり、腹ごなしと時間調整をかねてホテルまで徒歩で移動、15時丁度にチェックインして荷物を部屋に置き、ちょっとだけPCを開けて宿題を処理し、荷物も心も身軽となってから息子君のアパート方面に向かうべく再出動。
福岡駅のイルミネーションに感動。未だ時間があるので駅構内の売店を巡り土産物を物色した（けど購入せず）
JRの改札を入ると、平日夕方のホームは大混雑。さすが大都会だなと感じたものの、そのうちに列車の発着が少なく待ち時間が長いことが気がついた。隣のホームは空いており、列車のさばき方に改善の余地があるのではとも思ったが、後日、コロナ禍の旅客減を理由にJR九州が列車本数を減らし駅が混雑しているとの報道を見て、あぁそういうことかと納得した次第。
やがて列車が到着。大勢のお客さんが降りて空いた車両に乗って数駅移動し、息子君のアパートの最寄り駅に到着。ここから、またもGoogle Mapを頼りにアパートを訪ねたものの息子君は未だ仕事中のため留守、部屋の扉前にお土産を置き配し、息子君が予約してくれていた”もつ鍋”屋さんに先回りして息子君の到着を待つ。もつ鍋、初体験、楽しみです。
メニューはお通し数種類ともつ鍋のみというスタイルのよう。もつ鍋を3人前お願いしたところ「量が多いので2人前で足りると思いますよ」と助言をくださる良心的なお店。鍋が沸騰して店員さんが具材を混ぜてくれた頃に息子君到着。何よりも元気そうなことに安堵。私が呑めないもので、ノンアルで乾杯なのが残念かつ申し訳なし。このお店、ポテサラと何かの肉のお通しがお勧め。
きっと、また訪問する。
幸いなことに息子君は翌6日に休みを取れるとのことでなので、3人で別府に住む妻のいとこを訪ねることに。翌朝、博多駅で待ち合わせることにして、息子君のアパートを経由して駅に向かう。息子君がすっかりこの地の土地勘を持っていることに感心。
数時間前に乗ったJR線を逆に向かい博多駅に戻り、駅のイルミネーションを楽しんだ後にホテルの自室へ。大浴場で１日の疲れを癒した。翌朝は、いよいよ楽しみにしていた朝食バイキング！