電動アシスト | 猫より眠たがり

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出張の備忘録と、出張先での安泰な生活ぶりを日本に伝える緊張感のないブログです。
仕事仲間にばれないように、記事はアメーバ限定公開。
帰国中は記事の更新は行いませんぞ。(キッパリ)

我が通勤の友、パナソニックの電動アシスト自転車が約10年の経年によりそろそろ青色吐息。バッテリを交換すればそこそこ復活する気がするものの、車体の色褪せとペダルを漕ぐ度に発生する異音により、購入3年目の息子のヤマハと比べるとさすがに劣化を感じずにはいられない。具体的な購入年月は忘たけど、2008年の法律改正によりモーターによるアシスト比が1:1から1:2に変更された以降のモデルであって、購入当時にはその楽チンさに感激した。

片道15分ほどの通勤利用メインであることと私自身の出張が多く出番のない日も多いため、走行距離はさほど伸びておらず、タイヤは購入以来交換していない。重たい車体+重たい大人の組み合わせながら、摩耗に強いタイプのタイヤなのかも。

残念な点といえば、内装3段のギアの使い勝手。常に一番重いギアにしていてもアシストのお陰でどんな坂も登れてしまうのだけれども、逆にいえば平坦路でも速度が出ない。また、スイッチパネルに水が浸入して操作不可となる不具合が生じ有償でスイッチを交換したことがある。この2点かな。

 

さて、いよいよ代替機に乗り換えることにした。息子のヤマハのようなママチャリ形式の電動アシストにすれば、私が出張中で出番がない時には奥さんが使うこともできる。それは判っているんだけども、自転車少年だった私としては、クロスバイクのルック車風の自転車に乗りたい。子供の頃にはフロントにサスペンションが付いている自転車への憧れもあり、最初の有力候補としては

パナソニックのハリヤ。現在のパナソニックの電動アシストを購入した頃から憧れていたモデル。

ただし、通勤に使うためにはスーツを汚さないように泥よけ(タイヤカバー)をつける必要があるのと、通勤鞄を積むための前かご、あとはワイヤ錠が必要。趣味で乗るには良いけど、実用性を重視すると、せっかくの格好良さが台無しかぁ。

そんな時、ブリジストンがTB1eの2月上旬の発売開始を発表。

デフォルトでタイヤカバーとリング錠が付いている。フロントサスペンションはないけれども、前輪のハブにモーターを備えており、人力で駆動する後輪と合わせて両輪駆動という興味深いメカニズム。おまけに前輪モーターでは回生もできるようで、1充電あたりの走行可能距離は余裕で100kmを超えそう。外装7段のギアを持ち、スピードも出せそう。これを本命として、フロントキャリアと前かごを装着することを目標に、2月上旬の発売にむけて資金集めを開始。。。。

 

さて、その2月上旬、私はといえば海外出張中でした。

発売以来の販売好調振りにも知らないまま、帰国した2月中旬に地元にあるそこそこ大きな自転車店を訪ねてTB1eの納入時期を確認すると、既に入荷時期すら未定とのこと。(ブリジストンは中国で自転車を生産しているようなので、昨今の新型コロナの影響で生産計画に支障が生じているのかも知れない・・・と勝手な想像を膨らます私)

 

そこで更に代替の機種。ミヤタ自転車のEx-Cross eであります。

 

子供の頃は専らブリジストンに乗っていた私。実のところ、ミヤタ自転車が存続していることも、ミヤタ自転車が電動アシスト車を生産していることも知らなかった。ネットで勉強していたときに偶然発見したモデル。モーターは後輪のハブにあり、ギアはTTB1eよりも贅沢に外装8段。現在の愛車のパナソニックはペダル付近にモーターがあるのに対して、TB1eは前輪のハブ、Ex-Cross eは後輪のハブにモーターを持つ。

Ex-Cross eの特長は、バッテリのマウント位置。ミヤタ自転車の他の電動クロスバイクと同様に、ホイールベースに影響しないフレームの斜材にマウントされており、なんだか格好良い。そしてフロントに見えるブレーキディスクにも惚れ惚れ。

問題はその価格。メーカーの広告では通勤通学をターゲットにしているようだけど、新しい機能が盛りだくさんのTB1eよりも実勢価格で2万円くらい高い。とはいえ、TB1にフロントキャリアと前かごを装着するとその価格差は約1万円。さらに、Ex-Cross eにはサイクルコンピュータが付いているのと、シルエットの格好良さでその価格差を吸収する価値があると思えて、ついに発注!

運動不足の解消をかねて、大切に、末永く、沢山乗りたいと思います。

早く届かないかなぁ