ライフサイクルコスト | 猫より眠たがり

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出張の備忘録と、出張先での安泰な生活ぶりを日本に伝える緊張感のないブログです。
仕事仲間にばれないように、記事はアメーバ限定公開。
帰国中は記事の更新は行いませんぞ。(キッパリ)

我が家は築10年目の2世帯住宅。

10年前に住宅展示場に行き、ハウスメーカー3社の中から軽量鉄骨のトヨタホームの提案を選びました。他の2社は木造建築のメーカー。そのうち1社は最初の提案を見てすぐに却下。(この会社はその後すぐに倒産。契約金を支払いながらもマイホームを手に入れられなかった被害者もいたみたい)

建築費は、トヨタホームのものよりも、もう1社の木造建築メーカーから提示された額の方が500万円ほど安かった。でも耐震性とか間取りとかバリアフリーとか安心のブランドとか…でトヨタホームに。ローン元金の500万円の差って、金利を加えたローンの支払額にすると価格差はさらに広がる訳だけど。

それから10年。今年実施したハウスメーカーの10年点検で、ベランダの防水シートの劣化を指摘されて修理代20万円也。

さらに、今年に入り、義父母が暮らす1Fにあるトイレのシャワートイレが故障。バルブ?の劣化でシャワー後に水が漏れる現象が発生し、LINAXによる部品交換でことなきを得た。この部品は生産が中止されており在庫はもう無いと聞いて直ぐに2Fの我が家のトイレでも同じ症状が発生し、結局は便座だけではなく便器も交換…ついでに床に敷いているクッションフロアや壁紙も交換しちゃえとなり24万円の出費。

次は5年後の築15年点検にて外壁の塗装の塗り替えが予定されていて、2階立ての2世帯の大きな我が家は塗装面積も広いために工賃は200万円とか250万円とか。
当たり前に住んでいるので時間が過ぎるのがあっという間で、頻繁にメンテナンスの出費が発生しているようだけれども、考えてみれば10年間も快適に暮らしてきたんだよね。

とはいえ、初期投資だけでなく税金や修繕費を含めて考えると、持家が良いか賃貸が良いかは永遠のテーマですね。