あのスーツケースの隙間は、ポットだけでなくドライヤーも詰めるよう促すメッセージだったんだ。そういえば、成田前泊で利用したアパホテルも、狭いバスルームにはドライヤーは無かったっけ。大浴場に行ったので不自由はしなかったけど。
近いうちに電気やさんに行ってポットとドライヤーを買ってこようか、でも自宅には海外用のポットとドライヤーが既に2台ずつあって…と考えながら、濡れた髪の毛をタオルで良く拭いて、エアコンの風を当てて問題解決した私…と思いきや、今朝はあまりにも髪の毛が爆発していたために朝シャンをした私。
仕事から戻った際に、フロントのお姉さんにダメ元で聞いてみた。「ドライヤーは無いの?」
すると、脇の棚の引き出しから古めかしいドライヤーを出してきた。「ダブルチェックね」と言って電源を入れてみると、風は出てくる。「古いけど、あなたが買うまでの間使ってて」という。
買うつもりはないけど。
「他にも何かリクエストがあれば言って」ということなので遠慮なく「ポットはないの?お湯を沸かすやつ。コーヒーを飲みたくてね」
「ポットは無いけど、お湯を届けるわ。必要なときに24時間いつでも言って」
というやりとりがあった。まずは古いドライヤーをゲット。
その後、飲料水を調達するためにコンビニに行き、紙袋を抱えてホテルに戻ってきた私に、先ほどのフロントのお姉さんが声を掛けてきた。"Do you want hot water?"

↑マニラの買い物袋はビニールではなくて紙袋です。ゴミを川に捨てる悪習があり、ビニール袋が川を詰まらせて洪水を起こしたため、ビニール袋は廃止されました。2年前かな。

↑ "Yes, Please"とお願いしたら、暫くしてポットに入ったお湯が届きました。チップを1ドル支払いお湯をGETしました。毎日チップを渡してもポットを買うより安くつく計算なので、毎日お湯を頼もうと思います。