A380で帰国 | 猫より眠たがり

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出張の備忘録と、出張先での安泰な生活ぶりを日本に伝える緊張感のないブログです。
仕事仲間にばれないように、記事はアメーバ限定公開。
帰国中は記事の更新は行いませんぞ。(キッパリ)

月曜日の朝に成田に到着しました。

ラオスを出たのは日曜の昼すぎ。
チェックインカウンターで預入れ荷物の重量超過を指摘され、125米ドルを支払った。
出張も残り2回となったので、現地の事務所に置いてある個人の書類を少しづつ持ち帰ろうと考え、書類を2束カバンに詰めたもので重くなりました。残り2回の出張でもエクセスチャージを払うことになりそう。

チェックインの後は、恒例となった空港ビル3Fレストランでの時間潰し。別に旨いものがあるわけでもなく、料金も高いけれども椅子に座ってコーヒーを飲みながら搭乗時間を待てるというメリットあり。

やがて搭乗時間が近づいてから出国審査を済ませ、ゲート脇の待合スペースで少し待ってから小さなB737の機中の人となりました。

55分のフライトでバンコクに到着。成田便への乗り継ぎの待ち時間は6時間ほど。いつもならば空港内のスタバでカプチーノを飲みながらPCを開いて時間を潰すところ、今回はAirport Rail Linkを視察するためにタイに入国。空港の地下からAirport Rail Linkに乗り、Makkasan駅で折り返して空港に戻ると2時間ほどしか経過しておらず、Makkasanでもっとゆっくりしてもよかったと気づくも後の祭り。やむなく搭乗までの残り4時間は、いつものとおりフットマッサージ(1時間)、食事(30分)、免税店の探索(2時間半)のコースで潰しました。

成田便の搭乗時間になってからゲートに行くと、いつも以上にゲートの待合スペースには人が溢れ、ベンチも人で埋まっている。日本人も多い。ゲートの外に駐機している機材を空港ビルのガラス越しに見ると、いつものB747ではない。客が多いはずです。A380がそこにありました。

いよいよ初めてのA380体験。エコノミークラスで、しかも僅か5時間のフライトですが。

席は35C。1階席の前から35列目、機長席側の通路側の席です。

搭乗してから最新機材の快適さに驚かされました。

1) 音が静か。B747ではいつも気になる空調の音(風を吹き出す音)が全くしない。エンジン音も静かで、離陸の際には軽快なエンジン音が聞こえたのと同時に僅かに体がシートに押し付けられる加速感を感じ…そのままエンジン音が大きくなることもなく、ゆっくりと巨体が浮き上がった。音を聞いているだけだと本当に浮き上がるのかを心配になるほど静か。

2) 機内が広い。座席そのものは普通のエコノミーだけど、機内に余計なパーティションがなくて視界が広い。天井も側壁も機体の円さを連想させない。階段の周辺も広々している。従来機であればパーティションに隠れるようにしてアテンダントさんが照明のパネルを操作するところ、A380では大きなモニタを堂々と操作している。1Fの客室の正面の壁も大きく。その一角には操縦席への通路がある。操縦席への扉は二重になっている。離着陸時には外側の扉が開け放たれ、扉の中の広いスペースを垣間見れる。

3) アメニティのメニューが修悦。特に垂直尾翼に設けたと思われるカメラによる映像は面白かった。自分が乗っている飛行機を背中越しに見る感じ。大きな翼と大きなエンジンで飛んでいることを実感できた。

4)機内設備やシートのアレンジは航空会社のオーダー次第なので、A380の特徴とは言い切れないけれど、大量の旅客を運ぶための大きなギャレースペースなどに関心した。タイ航空のA380のトイレは在来機なみに狭いけれども、窓側の壁の曲率が小さいので圧迫感がない。



とにかく快適でした。