街のあちこちで、昼間、いや朝からイベントとパーティーの大音響と大歓声が聞こえます。
ホテルの裏手の大学では、大学前の小路を通りかかるバイクをめがけて水をジャバン!
その度に、男子学生の歓声が上がります。若い女性の乗ったバイクが通りかかると歓声はひときわ大きくて。青春だねぇ。素朴だねぇ。
街中には、歩道にテントを張り、プラスチックのテーブルとイスを並べ、テーブルの上にはこちらのローカルのビール「ビアラオ」が並べた光景があちこちに見られます。
どうしてパーティーが歩道で行われるかというと、勿論、水かけ祭りだからです。誰しも服はびしょびしょ、皆、立ち上がって音楽に合わせて踊りながら水を掛ける獲物を探しているのでイスに座っている人は無く、女性もビール瓶を手に持ちラッパのみ。


さて、私、薄々この光景は想像しており外出は控えておりましたが、お正月期間中は飲食店が休みになるので食べたいものは今日のうちに食べておこうと思い、Tシャツ、半ズボン、ビーチサンダル姿で食堂を目指しました。濡れたら困る携帯電話はホテルに置いておいて。
それでも、あちこちで水の関所があって回り道、回り道。


結局、用心の甲斐があってバケツやホースで水を掛けられることは無かったけど、ゲリラのように登場する小さな子供が持っていた強力な水鉄砲で狙撃されること数回、半身が濡れた状態で食堂にたどりつきました。
そうそう、圧巻は、武装?ピックアップトラックが来たときです。
水を掛けられるのは縁起ものなのでしょうね。誰も怒ったりしません。暑いので気持ち良いし、服も直ぐに乾きますしね。でも、エスカレートし過ぎのような気もします…