久々の更新です。
前回の更新が今年の8月、猛暑の季節でしたが、既に季節は冬。明日から師走。
何も書くことがなかったわけではないのですが、何かモチベーションが上がらず…
ご無沙汰してました。
とりあえず、来年も低学年チームの指導者になることになりました。
そこで低学年チームの試合にありがちなプレーで、今度連盟に確認しないとなと思うことがあったので書きます。
無死または一死ランナー一・三塁のケースです。
セカンド、ショートとも前進守備をすることが多いかと思います。どうせ盗塁されるから最初からランナー二・三塁
でいいやという守りですね。
このケースで一塁ランナーがピッチャーが足を上げる前にスタートをして、時には足を上げる前に二塁に到達し
ていることもよくあります。
この時、次の投球を打者がファウルにした場合、二塁に到達していたランナーはどうなりますか?
うちの連盟では二塁に到達していたランナーを一塁に戻させています。
ファウルボールが捕球されなかった場合、ボールデッドとなり走者は元の塁に戻る(リタッチする)。
これは当たり前と言ってよいと思います。
が、
元の塁とは?
公認野球規則には「投球当時に占有していた塁」と書かれています。
が、
投球当時とはいつのこと?
日本の公認野球規則には明確に書かれていないみたいなんですよね。
そこでネットでいろいろ調べてみたら
全日本軟式野球連盟の競技者必携に投球当時を明確に記しあるとの情報を得ました。
私もこの競技者必携を持っていますので実際に手にとって見てみると
「規則適用上の解釈」(9)「投手の投球当時とは、投手が軸足を投手版上に位置した時である」
つまり投球当時とはオンザラバーのときとなっています。
さすがうちの連盟審判さん、ちゃんとあってるではないですか。
と思いました。
しかし、それだと別のケースで不合理なことも起こりうることも分かりました。
ランナーが投球当時の占有していた塁に戻らなければならないのってファウルボールのときだけじゃない
ですよね
上の同じケースで
一塁ランナーがピッチャーがオンザラバーの時点でスタートを切るもピッチャーは無視。
ランナーは二塁に到達後、ピッチャーはゆっくりと投球。
バッターの打った打球は一塁手上空へのフライとなった。
二塁に到達していたランナーはどの塁に戻らなければなりませんか?
幸いにも私が審判をした試合でもベンチに入っていた試合でもこのケースはありませんでしたが、皆さん
の団体ではこのケースどうなりますか?
うちの団体の審判部長さんに年末の忘年会であったら確認してみようと思います。