私の防災・その388 「防災とボランティア週間」本を送らないで
出来るだけ多くの方に考えていただきたいので、しばらくの間記事の先頭に張り付けておきます
ついでにこっちも
15日から始まった「防災とボランティア週間」。
29年前の1月17日の朝に発生した阪神・淡路大震災とその復旧・復興に多くの人がボランティアで尽力したことがきっかけで1月15日~21日の一週間を「防災とボランティア週間」震災を起きた1月17日を「防災とボランティアの日」に制定されました。
9月の防災の日と共に防災イベントも多い時期ですし、ご自身の防災の見直しとボランティア活動について考えるきっかけにしませんか。
現地に行ってのボランティアは出来なくても、心身共に大変であろう避難所生活に何か慰めになるものを届けたい、例えば子どもが笑顔になれる絵本や大人でもせめてひととき辛い現実から離れられる本を送ろうと思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、日本図書館協会からこの様な呼び掛けがされています
上の記事によると、阪神・淡路大震災や東日本大震災の時に被災地に本が送られたものの
置き場所に困ったり
読書ニーズのミスマッチなどが起こって
結局廃棄せざるをえない
と言うことがあったのだそうです。
私自身は本さえあれば時間はあっという間に過ぎ去るタイプで基本的にはどんな本でも喜んで読みますし、避難所であっても出来れば本が読める環境であって欲しいと思います。
もえもえをつれて避難所に避難した時の為に非常持ち出しリュックにはもえもえのお気に入りのミニサイズの飛び出す絵本を入れてます。
多くの人が集まる避難所では音が出なくて子どもを楽しませる玩具や絵本はあった方が良いとは思います。
ですが、
本はとてもかさばります。
私も旦那も本の虫だからこそ、
本と言うのはきちんと整理して
本棚に並んでいるからこそ
良いのであって、
そこらに積まれているだけではただの邪魔物
にしかならないことを知っています。
本が好きな私だからこそ、本来なら誰かの宝物になり得た本が誰にも読まれることなく邪魔物扱いされて廃棄されていくのはとても心が痛みます。
それが元々は善意から送られていることを知っていれば尚更です。
ですから、個人で集めた本を直接避難所や被災した図書館に送るのは避けてください。
勿論、被災されたお知り合いが現地にいて、その方が欲しいと言っている本をその方に直接送るのは良いと思います。
それは確実に読んで貰えて喜んで貰える本ですから。
被災地のネット環境さえ整えば紙の本のようにかさばらないデジタル書籍も活用できると思います。
「誰かが読んでくれるだろう」との思い込みは捨てて、本当に求められている支援をしませんか。
本来ならこの「防災とボランティア週間」は災害用伝言ダイヤルのお試し体験が出来る時期なのですが、現在は能登半島地震を受けて実際に提供中ですのでお試しは出来ません。
こちらで災害用伝言ダイヤル(171)や災害用伝言板(web171)の使い方を映像で見ることも出来ますので、この機会に是非ご家族でご確認を
災害用伝言ダイヤルの使い方もわかりやすく載っています
小さいお子さんには今度発売される雑誌の付録がお勧め