私の防災・その2 自宅に安全地帯を作る | もえもえ育児ほぼ終了日記と障害児家族の防災ブログ

私の防災・その2 自宅に安全地帯を作る

1週間分の備えを!と書きましたが、どんなに確り備蓄していても、先ずは無事に災害から生き延びることが出来なければ意味がありません。
ですから、先ずは自宅を安全な場所にしなければなりませんよね。

自分で出来る安全対策は、

1・家具の固定
2・ガラス飛散防止
3・食器棚の開き戸ストッパー
4・テレビや電子レンジなどの落下防止

こんなところでしょうか。

全てをすぐに完璧にするのは大変なので、先ずは自宅で過ごす時間が長い場所、そして、一番無防備になっている場所である寝室から対策するのが良いのではないかと思います。

特に寝場所に向かって倒れてくる可能性のある家具の固定は最優先でするべきだと思います。

阪神淡路大震災の時の死者の殆どが圧死だそうです。
耐震基準にあっていない古い建物が多かったことで建物そのものが潰れたケースも多いですが、寝ているところに倒れてきた家具の下敷きになったケースもまた多かったそうです。

また、我が家もそうですが、枕元に窓がある場合、割れてしまったらガラスの雨を浴びることになりかねません。
ガラス飛散防止フィルムを貼って、割れても破片が降ってくるのを防いでいます。

寝室の出入口付近に家具をおいている場合、固定しておかないと寝室に閉じ込められてしまう可能性があります。
私の父が阪神淡路大震災の経験者なのですが、普通動くと思わないような低くて重たい家具も位置がずれたレベルではなく、文字通り吹っ飛んでしまったそうです。
背が低いからと油断せず家具は全て固定しておいた方が安心です。

寝ているところに落ちてきそうな物は別の場所に置場所を変更するか、耐震ジェルなどで落下防止策を取った方が良いでしょう。

寝室の次は危険物の多いキッチンでしょうか。
食器棚の開き戸が地震の揺れで開いて中の食器が飛び出して割れてしまうと危険です。
揺れに反応して戸が開かないようにロックしてくれる耐震ラッチを取り付けると安心ですね。
もっと簡単な方法では、ベビー用品で赤ちゃんのいたずら防止用開き戸ロックも役立ちます。
開き戸に貼るだけですし、開閉も簡単で邪魔にはなりません。

更に滑り止めシートを食器の下に敷けば飛び出してくる可能性を減らせます。

家具だけではなく、テレビや電子レンジなどの家電も落ちてこないように固定しておくと安心です。
家電類は災害後に停電しなければ、あるいは停電から復旧したらすぐに日常生活に必要なものでもありますから、落下して壊れてしまっては勿体無い。
是非、対策してくださいね。

寝室、キッチンの他、早めに対策したいのはお子さんがいらっしゃる場合、お子さんの遊び場となっている場所です。
我が家の場合はリビングのソファと冬場はリビングフロアのホットカーペットの上です。
ソファの方はあまり危険なものが周囲にないので心配ないのですが、ホットカーペットの方は大きめの吐き出し窓のそばですから、やはりこちらもガラス飛散防止フィルムを貼りました。

遊び場のそばに倒れてくる家具はないですか?
落ちてきそうな危険物は?
ガラス窓は?
大切なお子さんを守るため、一度確認してみてくださいね。