長々と続いたエンジェルフォール旅行、ようやくこれで最後ですあせる


何だか村上春樹の昔の小説のようなタイトルですが、
今回の旅の起点になったのは、Santa Elena de Uairenに対するブラジル側の国境・
Pacaraimaから南に約200キロ行ったところにある、Roraima州のBoa Vistaという街。

ブラジル最北の都市、ということで、本当に北半球に位置しています。
ブラジルって、南半球だけの国ではないのですね。

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深夜(むしろ明け方)着、早朝(むしろ深夜)発のフライトばかりで、
滞在と言うよりは通り過ぎて休息しただけにすぎなかったのですが、
車の量に比べてとても広い道が放射状に、もしくは直角に伸びている、
立地に反して人工的な雰囲気が印象的な街でした。計画都市だと思われます。 

教会も、ブラジルで時おり見かける、いわゆるニーマイヤー調のモダン建築。

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仮眠に2泊したホテルの、特に客室は「ボア・ビスタ最高峰のホテル」
というガイドブックの説明に思わず吹き出してしまうような素朴さ
あせる
(特に行きで泊まった部屋は、アリがバスルームを這っていたし…)
それでも結婚式が開かれていたり、今回のツアーや、ギアナ高地の一角・ロライマ山の
登山ツアーを組んでくれる現地旅行会社のデスクもあるなど、事実は事実なのでしょうが…。

プールサイドが賑わっていたので、観光客よりは地元の人に向けたちょっとイイ場所、
という位置づけなのかも。

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最後のディナーは、ホテルが教えてくれたシーフードのお店で、
Costela de tambaqui(アマゾンの川魚・タンバキの骨付き肉)のフライナイフとフォーク

この街にとって最寄りの大都市はAmazonas州・マナウスなので、
アマゾンの川魚が出てくるのも納得です。

レアル札で会計できるのがすごく嬉しかったあたり、
私もようやくブラジルに馴染みつつあるのかもしれません星


【2013年6月】