先週の金曜日は昭和の日でお休みだったので、感染者数の発表はなく、月曜日に日本透析医会から透析患者さんの新型コロナウイルス感染者数の発表があった。
 

透析患者の感染者は、116名増えて6148名に、死亡者数は2

名増えて542名だった

 

感染者が増えた地域は、北海道地区が6名、東北地区が5名、北関東地区が6名、南関東地区が23名、東京地区が20名、甲信越・北陸地区が3名、東海地区が6名、愛知地区が8名、近畿地区が7名、大阪地区が12名、中国地区が4名、四国地区が0名、九州・沖縄地区が7名、福岡地区が9名だった。

死亡者数が増えた地域は、近畿地区が1名、九州・沖縄地区が1名だった。

(詳細は、こちら

 

ワクチンを2回接種して退院した人は1411名、亡くなられた人は89名、転帰不明は945名だった。

ワクチンを3回接種して退院した人は181名、亡くなられた人は2名、転帰不明は141名だった。

 

中和抗体薬(ゼビュディ)を投与して退院した人は1096名で、亡くなられた人は40名、転帰不明は325名だった。(これらの人数は累積の数である。)

 

感染者の年代別の増加数は、40歳未満が2名、40歳代が5名、50歳代が22名、60歳代が30名、70歳代が35名、80歳以上が22名であった。

 

年代別の致死率(転帰不明者を除く)は、40歳未満が0%、40歳代が4.2%、50歳代が5.4%、60歳代が10.3%、70歳代が18.7%、80歳代以上が27.6%、全体の致死率は14.9%であった。

 

感染者数は先々週と同数だった。死亡者数が少ないので、全年齢で致死率が下がっている。