透析中にネットサーフィンしてたら、興味深いブログを見つけた。
近畿中央呼吸器センターで呼吸器内科をしている倉橋先生のブログである。
それによると、4月に入ってからの新型コロナの入院患者さんは40歳~60歳代の中高年層で、両側肺炎と低酸素血症を有していて、特に、2型糖尿病や肥満がある患者さんは、かなり肺炎が重症化しているらしい。
たとえば、『45歳女性、糖尿病、HbA1c7.2%、夫から感染、安静時SpO2 94%』という症例の場合、第3波までは『恐らく大丈夫だろう』と思われてたが、第4波では、両側に濃厚な肺炎像があり、数日以内に気管挿管を要するARDS(急性呼吸器窮迫症候群)に陥るらしい。
特に第3波と比べて異なるのは、重症化までの速度のようである。
実際に新型コロナの治療を行ってる先生の生の声なので、ぜひ原文を読んで欲しい。
(ブログは、こちら。)
大阪に打合せに呼ばれていたけど、このブログを読んでTeamsでの打合せに切り替えた。
君子危うきに近寄らず。