2コース目の投薬にて、アナフィラキシーショックを起こし、

パクリタキセルが禁忌になってしまった私。

上位品のアブラキサン登場で、化学療法を続行出来ることになりました。

まずは4コース=1クール。

その次の治療や、東京に戻るか否かは、1クール乗り切ってから考えましょう、

と言われていました。

1週目は入院して、カルボプラチン×アブラキサン。ついでにゾレドロン酸。

2週目は外来ケモ室でアブラキサン単体。

3週目も外来ケモ室でアブラキサン単体。

1週間お休み。

これが3コース目全体の流れです。

 

 

2021年12月初旬

入院時に造影CTを撮影。

腫瘍の大きさや転移箇所は、治療開始前とあまり変わらず。

ただ、パンパンに張っていた肝臓が縮小した体感があったので、

抗がん剤は効いているんだろうな、と感じていました。

 

この1週目入院の際、個室をGETできたので、せっせこお仕事。

点滴投与されながらweb会議って、割と涙ぐましい。。。

治療に専念させて!と、内心ストレスが溜まりつつ。

いや、Web会議中に点滴が何度も詰まり、

ピコーンピコーンとアラートが鳴りまくりました。。。

会議どころじゃないyo。。。

 

この時の副作用は便秘からの激しい下痢、膝のウラ辺りにかゆい湿疹。

特に問題なく、2泊3日で退院。

コロナのせいで病棟は一切の面会禁止なんですよね。

ここ数年ずっと、病院では面会禁止体制を続けているそうです。

もし、コロナが無ければ、地元の友達に会いまくる素敵な入院になっていたのかも。

退院日に合わせて高校の同級生が会いに来てくれたので、焼肉ランチして帰宅。

地元の友達に会ったのは3年ぶりくらいになるかもしれん。。。

謎のがん封じお守りとか、シルクの靴下とかニット帽をいただきました。

 

 

 

 

2021年12月中旬

だんだん点滴にも慣れてきまして、チューブに空気が入ってても気にならなくなりましたw

最初は、大丈夫かな?大丈夫かな?とハラハラしていたのですが、

どうやら、多少空気が入った所でなんともないみたいです。。。

抗がん剤投薬用の点滴はいつも左腕に刺していたのですが、

この頃血管痛が出たり、閉塞アラートが繰り返し出たりしていたので、

ケモ室での投薬は右腕に刺すことにスイッチ。

短時間ですし、問題無し!

1時間くらい、スマホを眺めているうちに終わっちゃいます。

 

ただ、白血球2000、好中球1000ジャストでも投薬をスキップせずに続行するので、

なかなか怖いです。

何かに感染したら、まぁまぁ打撃。

変なもの食べた時のお腹のこわし具合もヤバそう。。。

生魚や生野菜、発酵食品は完全に避けてました。

ただ、ドクターによって言うことが違うのですが、昨今の研究では、

そんなに神経質にならなくてもよく、ナマモノ食べても大丈夫らしい。

 

 

2021年12月下旬

急に首の周りがかゆくなりました。

アトピーのようにカサカサした手触りとけっこうな痒み。

ロコイドとか塗ってみても良くならず。

しかも首の裏の方なので鏡でも見えず、仕方なく自撮りしてみるも、よく分からず。

母に撮ってもらうも、携帯がガラケーなので画質が悪くよく分からずw

 

 

これは昨年末の写真なのですが、この時はまだ髪の毛ありますね〜

はい、今は丸ハゲに5ミリくらいフサフサ生えて来てます!

眉毛もシッカリ生えて来ました。

いかんせん、丸ハゲからの発芽が異常に早い。

思ったのですが、抜けていく時系列で写真残しておけば良かった。。。

全然撮っておらず、失敗したー!!

長い髪が減っていくサマは、かなり恐怖の写真になったに違いない。。。

 

ちなみに、この首の痒み、この後1ヶ月くらい続いて範囲も広がって悪化するのですが、

4コース目を終えて休薬期間に入ると、あっとゆー間に治りました。

抗がん剤に対するささやかなアレルギー反応だったみたい。

 

花花花花花

 

そんな感じで、3コース目は特に事件も無く、

投薬の効き目をなんとなく体感しつつ、

穏やかな年末年始休暇を迎えることになるのでした。

感染症で熱が出た場合用に抗生物質が処方されていたのですが、

まったくもって不要でした。

そう、今思うと、この年末年始から1月末くらいにかけて、

病気になってから1番体調の良い時期だったのかもしれません。