アンティグア、ルース家にいます
1年前の旅行を帰国してから当時の写真を見ながら、書いています。
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5月第2週に少し戻ります。
5月9日に、日本料理に巻き寿司を作りました。

その日昼近くに、外に食べに出たので、満腹で夕食の巻き寿司が、お腹には入りませんでした。
コージもシャーロンも同じだったようです。
それにしても作り過ぎです。
一旦、夕食が終わってから、ルースの指示で、寿司やチャーハンを紙カップに詰めてます。

スープやら、色んな食べ物を用意してます。
コージ・シャーロン・私は、ルース・ベラと共にクルマに乗って行きます。
町の反対側メルカド(Mercado、市場)の近くに行ってるようです。

外が暗くてあまりわかりません。
夜の遅い時間帯に、広場まで来ました。
いつもルースが、そんな時間には、外に出るな!って、言ってる時間帯です。

それに、ここはアンティグアのゴミ捨て場ですね。
その場所に、クルマをもってきたのです。
ここグアテマラにも、大きな経済的格差があります。
大まかに、インディヘナ(マヤの子孫、その他の民族)、メスティソ(欧州系と先住民族の混血)、欧州系 などに構成されています。
見た目でも、欧州系とインディヘナはかなり違います。
欧州系に人たちは、見るからにスラッとした白人ですね。
インディヘナはどちらかというと、ずんぐりムックリで、色も浅黒く背丈も小さい人たちで、先住民族の子孫です。
経済的に欧州系の人たちは、中流以上が多く、インディヘナは底辺層が多いようです。
ホームステイママのルースは、子供を3人育てるために、長年の苦労に苦労を重ねてきました。
すごくお金持ちというわけでも、貧乏というわけでもありません。
そしてそのルースは、今日私たちを連れて、ゴミ捨て場に行きました。
そこで何をするかというと、そのゴミ捨て場を寝ぐらとしている浮浪者やお金がない人たちに、食べ物を分けてあげるのです。
最初はおっかなびっくりで、対応していました。
が、クルマで来てすぐには、見えなかった人たちが次々現れて、持ってきたしょくしもあっという間になくなるほどでした。
こういう浮浪者の中には、麻薬などの薬を常用している者、他の地方からやって来て住む所もなくゴミ捨て場にいる者、小さい子供も見かけました。
まだアンティグアは観光都市なので、こういう浮浪者たちは少ないようで、首都グアテマラシティにはもっとたくさんいるらしい。

土曜・日曜の観光客であふれた昼間のアンティグアも、この怪しく人々がゴミ捨て場に住んでいる夜のアンティグアも、同じ場所なのです。
アンティグアには、乞食もいます。
パルケ・セントラル(中央公園)の近くや、マクドナルドのそばには、何人もの乞食がいます。
地べたに座って、さらや入れ物を出して、お金をくれと言ってきます。
まだ、アンティグアは浮浪児が少ないだけ、ましな方です。
そして グアテマラでは、上位の数家族が経済を握っているのは、周知の事実のようです。
その一族たちは有名で、ファミリーネームで、わかるそうです。

今年2015年9月には、大統領選挙があります。
グアテマラは、立地としてアメリカ、メキシコ、と中南米の他の国々の間にあります。
そしていわゆる麻薬の通り道の真っ只中にあります。
メキシコや南のホンジュラス、エルサルバドルは、今現在、非常に治安が悪いです。
ホンジュラスで、テレビを見てると、ずうっとひっきりなしに、殺人事件の報道が続いてました。
そんな中に、アンティグアもあります。
だからこそそんな中にいる、グアテマラテコ(グアテマラ人)は、お互いにキリスト教の精神もあって、助け合いを、するのです。
私が肌で感じることができることでした。
世界は広い!
そんな感じを、持ちました。
では、またに。