原作者が「天野こずえ」
ということで幾分か警戒しておりました。
というのも、天野こずえの前作
ＡＲＩＡが神アニメ
すぎたせいです。
もちろん、ＡＲＩＡは原作も読み、
原作の時点で神なわけですが、
その作者の次回作、
はたして前作を超えるものなのか、
それとも見劣りするのか、
はたまた駄作となるのか、
そりゃ心配にもなりますよね。
あまんちゅは、ＡＲＩＡの連載終了後、
すぐに漫画が始まったのは知っていましたが、
警戒心が強くてｗ
原作漫画を手に取ることはありませんでした。
しかし今回、アニメ化するということで、
これは見てみなければと思いまして、
まずはアニメを見て判断して、
それから原作に手を出そうかなと。
まず、突っ込みどころといえば、
デフォルメ乱発による
作画的視点からの不満。
もともと、ＡＲＩＡもデフォルメが多い作品でした。
↓
しかし、あまんちゅは輪にかけて酷い。
なんの脈絡もないところでデフォルメが出てきます。
え、そこでデフォルメ描写するの！？
と思うようなところで。
あまりに連発するものだから、
手抜き作画と思われてもおかしくないレベル。
さらにそのデフォルメ顔が
可愛くない！
というか怖い！
まるでパックマンじゃないか！
もしくはサイコパスに出てきた
パトロールロボット！
てこの黒目デフォルメの方も…。
屍鬼ですか！？
と言いたくなりますｗ
（これはこじつけか？）
女性作家だからこういうデフォルメに
したのかもしれませんが、
男性視点ならヒロインのこんな表情、
見たいとは思わないですね。
こういう描写だけで、
かなり大損しているなと思います。
実際、周囲にはデフォルメが酷すぎて
アニメ視聴を切ったという声が
幾人か届きましたから。
作画をあまり気にしない、
デフォルメも別に気にしない私でも、
さすがに擁護できないレベルｗ
とまあ、作画については
ここまでにしておいて…。
メインキャラクターの
「ぴかり」と「てこ」について。
ぴかりは天真爛漫な性格で、
前作ＡＲＩＡの灯里に通ずるものがあります。
個人的には容姿（髪）が残念だけどｗ
問題は、てこ…かな。
引っ込み思案で、うじうじした性格がね。
こういうタイプは視聴者から好まれません。
(´・ω・｀)
この作品は、てこの成長物語なのだろうけど、
短クールではどうしてもそこまで描かれない。
てこを見ているとため息が出ます。
このシーズンと同じ時期に放送した
未来から手紙が来る物語の
主人公のウジウジっぷりほどは
イライラしませんが。
そもそも、
小日向光＝ぴかりは、
わかるのだけど、
大木双葉＝てこは…、
なんでそんなニックネームなの？
と思わざるを得ないです。
ヒロインを含め、
周囲のメンツをかけ合わせても、
ＡＲＩＡのヒロインたちに比べると
見劣りが激しいなーと私は思いました。
あとね、
海へダイブするの遅すぎ！
ＡＲＩＡでは灯里が見習いながらも
ゴンドラ操舵を序盤からするのに対して、
てこは初心者だからと海へのデビューが遅れた。
いや、遅れるのはいい。
プール講習をするのもいい。
しかし、さっさと海デビューしろとｗ
途中で日常回とか
挟まなくていいから！
視聴者が見たいのは海で戯れる主人公たち
であって、
日常とか二の次でどうでもええねん！
あまんちゅのウリは
海でのスキューバーダイビング
のはずなのに、
それが描かれないものだからやきもきしました。
先に海デビュー、
その後に日常回じゃダメだったの？
(´・ω・｀)
うーん、どうしても前作の
ＡＲＩＡが神すぎたせいで、
比較しがちでしたわ。
内容は絶望的に悪いというわけではないのに、
腑に落ちない点がいくつか出てきてしまう
残念アニメというのが結論です。
原作もデフォルメ連発という話を聞いていますし、
これはちょっと手が出ないかなー。
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