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病院周辺の地域が突然の停電に見舞われ、電子式に切り替えていた病院の警備装置は全く機能しない状態となってしまいました。
フランク、バイロン、太っちょ、ブリーダーの4人は、病院スタッフのレイ達を殺害し、車で逃走。町へと向かいます。
町では、停電に便乗した強盗や暴動が勃発、混沌とした様相を呈していました。
フランク達も強盗を働く群衆に混ざり、店からナイフや銃、ボーガンを盗み出します。ブリーダーは、ジェイソンの様なホッケーマスクを被り、盗みを働いている人を殺害して楽しんでいました。
停電が解消しないまま、日付は変ります。バイロンは、郵便配達員を装い、ダニエル宅を訪問。
妻のネルより、ダニエルが不在である事を聞かされ、一旦立ち去ります。
しかし、ネルが留守中、一人になった娘のライラの元に、太っちょが現れます。
町での暴動もあった為、心配になったダニエルは、ベビーシッターのバンキーに家の様子を見て来る様に依頼をします。
幸い、ライラは無事で何事も無かった為、数時間留守を預かったバンキーは、恋人ビリーを呼び、ポッター家の寝室で楽しもうとしていました。
しかし、そこには太っちょ達が潜んでおり、2人は彼らの餌食となってしまいます。
ダニエルは、原発デモで一時警察に拘留されていたネル、ダニエルの妹トニ、警察署で妻達を助けてくれたトムと共に帰宅し、自宅に来た警部を招いて暗がりの中 夕飯を楽しみます。
屋外で物音がする為、警部が様子を見に行くと、暗がりの中から飛んできたボーガンの矢に射貫かれて警部は絶命します。
家の周辺は、バイロン達に包囲されていたのです。
庭や地下室に潜むフランクやバイロン達がダニエル一家を抹殺する為に凶行に出たのです。
ダニエルは、凶悪な逃亡者達から家族を守り抜く事が出来るであろうか。
本作は、大学の近くにあるレンタルビデオ店で初めて知った作品になります。
ホラービデオカタログ未掲載タイトルと言う事もあり、借りる事はありませんでしたが、社会人になり、地元周辺の古書店でレンタル落ちビデオを発見。鑑賞するチャンス到来と思い、購入しました。
しかし、帰宅して開封すると、カビが酷く、とても再生できる状態ではありませんでした。オマケに、異臭もしたので、直ぐに捨ててしまった因縁の作品であります。
7年前にサントライベントを通して知り合った友人が本作のビデオを所有していた為、長い年月を経て、ようやく本編を観る事が出来た時は感慨深いものがありました。その後、輸入盤Blu-rayの発売を知り、購入。
後追いでVHS版も入手した次第です。
主人公ダニエルを演じているのは、ドワイト・シュルツ。TVドラマ「特攻野郎Aチーム」でクレージーモンキーを演じた彼です。モンキーは精神病院の患者でしたが、本作では医者と真逆の立場を演じているのが面白いですね。( ´艸`)
院長レオを演じてるのは、「ハロウィン」シリーズでお馴染みのドナルド・プレザンス。この御方は、色々なホラー映画に出演していますね~。
今後紹介する複数のマイナー作品にも出演しています。
患者のフランク役にジャック・パランス、バイロン役にマーティン・ランドーをキャスティング。濃ゆい面子の揃った作品となっています。
何故、新任医師の家が簡単に判ってしまったのか?疑問に思う点もありますが、当時は個人情報管理がユルかったので、電話帳で調べたか、病院でダニエルの書類を探して知ったかのいずれかと推測しています。
全く無実の医者に対し、一方的に恨みを持った凶悪な患者達が牙を剥く。
理不尽な設定ながら、非常に面白い内容に仕上がっています。第4の患者・ブリーダーの意外な正体も必見です。
ホラーファンには是非お勧めしたい作品なので、Blu-ray化を強く希望するタイトルです。
<オマケのお話>
余談ですが、本作の原題は、"ALONE in the dark"。
アメリカのホラーゲームと同タイトルです。中学生の時に勉強を教えて貰っていた近所のお兄ちゃんよりPCゲーム「アローン・イン・ザ・ダーク」(PC98版)を大学生の時に貰いました。攻略本付きで。( ´艸`)

やはり、一番時間をかけてクリアした1作目が一番思い入れがあります。
ポリゴンで主人公の眼がちょっとイッちゃっているのも味があって良かったです。その後も「アローン・イン・ザ・ダーク」のゲームはできた様ですが、PC用のこの3作で自分は十分ですね。
久々に1をプレイしたいなぁ。(やれる環境ないのですけど。😂)
