去る8月20日~22日の3日間にわたって公認会計士試験が行われた。
といってもおれが受けたわけではなく、兄が試験に臨んだ。
大手通信会社を退職して早2年半。どれだけの努力を重ねてきたのだろうか。試験の難しさとそれに挑む孤独さを想像すると恐ろしささえ感じる。
試験の出来は?
なんともいえない、とのこと。
相対試験だから、他の受験生の出来にもよるとのことで、合格発表日の11月15日を待つしかない。
一時易化したと言われる公認会計士試験だが、また難化してもとの超難関試験に戻っている。昨年12月の短答試験の合格率は役9パーセント、5月の短答は約5パーセント、今回8月の論文試験が40パーセント弱としても、
全受験生のうち3パーセント程度しか最終合格しないということ。
異常に低い合格率とマニアックな試験問題を見ると、試験は易しくして監査法人への面接でふるいにかけるほうが賢くないか?というのも、有資格者数人とお会いした印象で、合格者の中には試験勉強しかしたことがなく、コミュニケーション能力、対人感受性が著しく低い人も多数いるのではないかと思われるからだ。
税理士も同様。人と喋ろうとしない。気が利かない。自分の世界にこもっているネクラな人たち。悪い人たちではないんだけど…。
などと文句を言いたいが、制度や仕組みは簡単に変わらない。11月15日が運命の日となる。天に祈る。