こんにちわ、もちこです。
遊びに来てくれて有難うございます。
先日、某鬼を滅するアニメにハマりすぎて狂ってしまった友人の話をしていましたが、今回はその続きになります。
でも前回を読んでなくても大丈夫。
話の流れとしては
- 巣篭りしてた友人が鬼を滅するアニメにハマる
- ハマりすぎて様子がおかしくなる
- 愛ゆえに怪物になる
- 「気が狂うかもしれないから一緒に聖地(浅草寺)に行ってくれ」と誘われる←今ここ。
これがあらすじです。
前回の話もばっちり読みたい! という方はこちらから。
では続きです。
今思うと私は本当に軽い気持ちで浅草寺に向かったんですよ。
だって、適当にはしゃいで終わりだと思うじゃありませんか?
でも、浅草に向かう地下鉄に乗ってる時点で、彼女から鬼のようにLINEが来ていました。
友達 : どうしよう、浅草に近づいてきちゃった…
私 : 私もあと15分くらいで着くよ
友達 : う●いさん…今行くね…やっと会えるね…
私 : 全然聞いてないじゃん
友達 : 静まれ…静まれ……
私 : 合流するまで正気持たないかもね
友達 : 待って…
な に か が あ ふ れ そ う
私 : う●いさんもドン引きだからやめなよ
友達 : お前にう●いさんの何が分かるの? このかすうどん
私 : かすうどんwww
という感じなんです。
愛が暴走し過ぎて情緒が化け物なので、凶暴になってるんですよ。
(※う●いさん・・・彼女が心から愛するキャラ)
この時点でかなり面白かったんですが、こんなのはまだまだ序の口でした。
駅の周辺で待ち合わせしてて、先に友達がついていたので、駅のどのへんにいるか場所聞いて向かいました。
遠目に見た時点でもう面白かったんですが、う●いさんのイメージカラーの薄いグレーと紺のワンピース姿の友人がいまして、合コンかホテルビュッフェかよというくらい決まってました。目が血走ってるのがかなりホラーでしたが。
で、早速聖地を色々と巡ったんですが、もうなんていうか、妄想がすごいんです。
妄想というか幻覚?
私は詳しく知りませんが、大正だか明治だかの浅草には比較的高い建物(展望塔?)があったらしくて、作中にそれが描かれているシーンがあるらしいんですよ。
で、それがかつて何処にあって、私にはまだそれが見えるとか、
あのキャラがここを歩いてるとか、
あの人の匂いを感じるとか、
なんかそういうことをずっと話しているんです。
怖すぎて面白かったので適当に相槌をうちながら聞いていましたが、時々感極まって
「ここで…っタンジェロ……う、うどん……タンジェロ(※)…」
などと意味の分からない単語を繰り返すようになっていたので、そっと肩を抱いてニヤニヤしていました。
申し訳ないんですが、沼落ちしている人を見ているのは本当に楽しいです。
(※タンジェロ・・・感極まって【炭●郎】と上手く呼べなくなった結果の謎発音。ネット上ではお馴染みの愛称でもある)
ちなみに、あとで何のことか聞いたところ、作中に【浅草でタンジェロがうどんを食べるシーン】があったのだそう。
それを思い出していたら前世の記憶が蘇ってきたらしいです。(前世?)
で、タンジェロが歩いたという浅草の街をサクサクと探索して、
彼女が一番行きたかったタンジェロと重要な人物がすれ違った(であろう)通りまで行ったとき、突然
「ヒュエッ」とも「フィエゥッ」ともつかない謎の悲鳴を出したっきり立ち止まり、慌てて人のいない道の端に寄って行ってしまったんです。
もしかしてFuelって言った? 燃料?
どうしたのかと慌ててついていけば、がっちり縋りついてきて、血走った目で必死に何か言っているようでした。
「このへんで、あの御方とタンジェロが」
「心が壊れそう」
「好きってこんなに苦しいの?」
「愛なんて信じてなかったのに」
などなど、とりあえず必死だったので「わかるよ」「そうだよね」「OKわかった」とへちまスポンジくらいの軽さの相槌をうってましたが、正直何も分かっていませんでした。とりあえず言っとけ精神。
ちなみに、あの御方というのは作中で非常に重要な人物のことです。
そこから定期的に発作を起こす友人を引っ張って仲見世通りを進んで、浅草寺に行った人が必ずやる、あの御線香の煙をバカみたいに頭にかけて「頭が良くなりますように~(笑)」という毎回やってるのに毎回楽しい例の行事を消化したりしていました。
友達は常に血走った涙目でしたが、一応それにも付き合いつつ、私が食べたかったプリンのお店にも付き合ってくれました。(私はプリンのお店が本命)
ちなみに、プリンを食べながら
「う●いさんと食べるんだ」
と幸せそうにう●いさんのアクリルスタンドを立ててたので、だいぶ楽しそうでしたよ。
夕方になって、すっかり気力も精神力もSAN値(正気度)も使い果たした友人とフラフラと歩いている時
「有難う、もちこ……私、やっとちゃんと浅草に来れたよ」
大変よろしいことです。
ずっと怖くて来れなかったんだもんね。タンジェロがいた場所に来られて本当に良かった。
「う●いさんの気持ちとか、香りとか、ちゃんと感じることができたよ」
そうですか。それは良かった。
全部強めの幻覚だけど、人間幸せなのが一番だよね。
「これから毎月参拝して、その度にう●いさんにお供え物したいんだけど、もちこにお供え物渡してもいい?」
???????
私にお供え物……??
何言ってるのか全く分かりませんが、彼女の言うことを整理するとですね。
- 毎月デートってことで浅草寺に参拝する→
- う●いさんとのデートにお供え物もっていきたい!→
- でもお供え物する場所ない→
- もちこにくれてやる。
ということらしいです。順を追って説明してもこんなに分かんないことってある?
とりあえず愛情ゆえのお供え物の受取先が欲しいということで、要は私がファンレターの宛先にされるということのようです。
とりあえず初回はお手紙をもらったので、綺麗に保管してあります。
う●いさん宛てなので読んでいませんが、飽きた頃にネタにしてやろうと大切に保管しておく予定です。
多分今後も定期的にお供え物がされると思うので、その時に気が向いたら、また何か書くかもしれません。
推しがいる生活はすごく楽しそうなので、あなたも是非【推し活】とか【推し事】してみてくださいね。
今回のお話はひとまずここで終わりです。
長々とお付き合い有難うございます。また今度。
前回の話はこちら。
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