会社なんて、出社してるだけ。


仕事も手抜きしまくり。


全然がんばってなんかない。


こんなわたしが、心の病気だなんておこがましいような気がする。


ただ怠けているだけ。


ただのアマッタレ。


だのに、ダーリンは全然怒らない。


出社するだけいいとか言って甘やかす。


わたしはそれが何故だか腹が立って、ダーリンに我侭言って困らすんだ。


どうしようもない、バカなわたし。




シルバーウィーク。




お母さんが「帰って来い」って電話をよこす。


実家に帰るとなんだか気を遣ったりして、帰るころにはぐったり疲れてしまう。


しかも、体調まで崩すという・・・。


でも、帰って来いって言うからには帰ってきてほしいわけで。


こんなバカ娘でも必要とされてるならば、帰ろうかな、と。


というか、選択肢ナシ。


どうしても「帰らない」といえない。


お母さんになんにもしてあげれないバカが、断るなんて選択肢を選べるはずがない。


せっかくの連休、また疲れるために実家へ。





本当は、なんにもしないでウチでごろごろ過ごしたい。


「オズの魔法使い」で、主人公のドロシーが元の世界に帰るときの呪文。


「おうちがいちばん」。


その「おうち」は、もうすっかり実家ではなくダーリンと過ごすアパート。


やっぱおうちがいちばんだよなー。


実家が居心地悪いわけじゃないけど、「おうち」じゃないって感じ。


ちょっと罪悪感。


ちょっとかなしい。



ハイ、親不孝モノですよ。







親不孝で、


仕事サボリまくりで、


給料泥棒で、


家事もろくすっぽできないのに、なんで一緒にいるんだろう。


ダーリンとわたし。


ダメダメカップルだから相性がいいのか。


お互いのダメな部分をお互い許して付き合ってる。


端から見ればこっけいなんだろうなー。






はやくおうちに帰りたいっすぱんだ