6年生はボチボチ過去問に取り組んでいるのでしょうか?

息子の校舎では、過去問に気合を入れすぎないで、というスタンスでしたので、私も若干軽視しておりましたが、やはり過去問を制した方が入試も制するんじゃないかなー?なんて素人ながら思います。

なので、取り組み方の正解が未だによく分かりません。

先生からの指示としては、

・算数は11月以降に解く。
・第1志望は5〜6年(できそうなら全部)、第2志望は3〜4年分、第3志望は1〜2年分。
・社会は、問題が古くなると通用しない科目なので、近年3年分だけで良い。
・過去問は2巡3巡解く必要はない。
・一度出た過去問は二度と出ませんから!

というものでした。

でも、息子にはもっと早く算数に取り組ませたかったし、私自身がもっと早く過去問を解いていれば良かったと思いました。

様々な学校の過去問を解いていると、「あ、これは息子でも合格点が取れるレベルだな」とか「この学校は序盤からデイリーサピのE問題レベルだな」とか分かるようになります。
なので、息子が解いて点数が伸びないと、原因がすぐ分かります。
息子の場合は、名前負けが多かったチーン
特に算数だと学校名にビビって「こんなの難しいよアセアセ」「こんなの知らないよえーん」となってました。
とんだチキン野郎ですよえー

あとは、男子校と共学校で問題の傾向が結構違うと感じました。
男子校ってきちんと問題文を読んで、指示通りの答えを出せるかどうかを見ているような問題なのです。
おっちょこちょいを見抜くような問題って言うんですかね?

がんばってひたすら計算してやっとこさ出た数値は答えではなくて、その出した数値を元にして、さらに計算して、とうとう辿り着いた数値のXではなくZを答えさせるような二手間三手間が当たり前な問題が男子校には多い印象です。
やはり男子は算数ができるので、点数に差を付けるためにそういう問題になりやすいのでしょうか?

一方、共学校の問題はひたすら計算して出た答えをそのまま素直に書くような問題が多かった印象です。
算数が苦手な女子のために、あまり複雑な問題は出さないのか、息子のようなドジっ子算数苦手男子でも共学校の問題は取り組みやすそうでした。

国語は、私が解いた限りどの学校も大体満点か1ミスくらいだったので、そんなにレベルの差は感じなかったのですが、唯一合格点ぐらいの点しか取れなかったのが聖光学院!
ここは選択肢がたいてい5個あって、その中に「これほぼ同じこと書いてね?」という選択肢が2つ用意されてることが多く、「うわー、そっちかータラー」と解答を見ながら嘆くことの多い問題でした。

サピの先生は、「聖光の国語は選択肢と本文を照らし合わせれば機械的に解けますよ。浅野の方が難しいですよ。」とかサラッと仰ってましたけど、それはプロだからそう思えるのではないですかね。
私からすると浅野は解きやすいけど聖光は解きづらかったです。

理科は算数と同じで、算数が難しい学校は理科も同じように難しい印象ですが、社会は偏差値通りではないと思いました。
社会は結構学校のクセが出るような気がします。
サピのテキスト通りのことを出す学校の方が少ないんじゃないですかねえー

と、まぁズラズラと書きましたが、
学校によって本当に傾向が様々なので、保護者の方が志望校の過去問がどんなものかを早めに知っておくと良いと思います。
 
私は息子と同時に解いたので、息子の出来の悪さに、「やっぱりテキストよりも過去問の方が断然難しいんだ!全然過去問レベルに到達してない!もう11月なのにどうしようゲッソリ」とそれはそれは焦ったのですが、いつも見ているサピのテキストと言い回しが違うのでレベルが違うように見えているだけなのですよね。
実際に解いてみると、息子でも解けるレベルかどうかは分かりましたので、特に心配性の保護者の方は過去問解いておくとお子さんの点数に焦らずに済むと思います。

保護者の方、お暇ならぜひ過去問を解いてみてください。