はい、またまた転塾後の話です。

転塾して半年が過ぎても、成績が伸びる様子が見られない我が子。

そんな時、上のお子さんを息子の転塾先と同じ所に通わせていたお母さまとお話しする機会がありました。
そのお母さま曰く、
「うちもあの塾だけだといまいちだったけど、個別に通わせたらグーンと伸びたよ」

な、な、なんと!!!ポーンポーンポーン
あなた、今『個別』と仰いましたね?

そうか、その手があったか!
集団でダメなら個別に通えばいいじゃないか!

と言うわけで、早速そのお母さまからのご紹介で算数のみ個別に通うことにしました。

この個別はサピに戻ってから辞めてしまったので、通ったのは半年ぐらいです。
成果としては、、、うーん、正直行かなくても良かったかな?と思ってます。

確かに、分からない問題を丁寧に教えてもらえる点は良かったのですが、やはり個別に頼るというか『いざとなったら個別で教えてもらえばいいや』みたいな気持ちが息子の中にはあった気がします。
授業の内容を吸収する度合いが下がったように見えました。

また、息子は1週間のうちに塾で習った内容を個別で復習するスタイルだったのですが、この塾の補習というスタイルも良くなかったのかもしれません。
分からない問題がその場で解決するので時間短縮にはなりますが、毎週毎週新しい単元を習いそれをどんどん復習しなきゃいけないことには変わりないので、分からない問題の知識や解法が本当に定着したかどうかは不明。
この定着したかどうかが一番大切なので、ここをきちんと見てもらうべきだったのですよね。
結局定着しないまま新しいことをどんどん詰め込んでいたので、家で宿題するよりは時間がかからない程度のメリットしかありませんでした。

結局息子もサピに戻ってすぐに個別は辞めてしまったし、サピに通塾してるなら個別は不要だと思います。
中学受験の範囲ならなんとか親が教えられますしね。トップ校は知りませんが。

ただ、反抗期だったり共働きだったりでお子さんの勉強を見られない保護者の方もいらっしゃるでしょうから、もし通うなら、苦手分野克服とか過去問対策とか、単元や目的を絞って利用するのが賢明かもしれません。

とにかく塾の補習のための個別は、お金がもったいないですよー滝汗