『神の数学』(MAHANANDA)。
本書(本文271頁)は「読書のすすめ」さんのサイトで、お勧めの一冊として上がっていたもの。
著者は、『7つの習慣』を和訳されたジェームス・スキナー氏で、本書のMAHANANDAは氏のヨガネーム。
自己啓発書とはまた違った氏の側面が見れるのでは、と拝読しました。
まず、本書の構成を示しておきたいと思います。
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はじめに
1・宇宙最大の謎、人間の「意識」
2・記憶の罠から脱出する
3・なぜ、宗教が必要なのか
4・神様の実在は証明することができる
5・神の数学、悪魔の数学
6・エゴがあなたを人質にしている
7・英雄の物語を作ろう
8・4つの元型を理解する
9・幸福に向かう道のり
10・死とは何か
あとがき
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本書の中から、気になったところなどを中心に抜き書きしておきたいと思います。
今回は7・「英雄の物語を作ろう」から。
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「英雄の物語は、同じストーリーを描いている」
エゴに満ち満ちた、味気ないメロドラマから卒業しよう。
あなたは神話級の人生、素晴らしい冒険、猛スピードで疾走するスリルある日々を味わうことができるのだ。
そのために、ぜひ知っておいてほしいことがある。
人類の歴史上、人々に強く支持され、感動をもたらすことになった、ほとんどの物語は、実はまったく同じストーリーを描いている、ということだ。
例えば『スター・ウォーズ』『ハリー・ポッター』『マトリックス』『ライオン・キング』『ホビット』『指輪物語』『オズの魔法使い』『宮本武蔵』、新約聖書に出てくるイエスキリストの弟子の物語、ヒンズー教の聖典の一つ、バガヴァット・ギータ―の中のアルジェナとクリシュナ・・・・・・。
これらはすべて、まったく同じストーリーなのだ。
それは、全人類が共通して共感する一つの偉大なるヒーローの物語であり、私たちの心を結びつける黄金の糸である。
(P166)
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(2023・12・18読了)