『老いの品格』(和田秀樹)。
「品よく、賢く、おもしろく」。
本書(本文213頁)は、タイトルに惹かれたのと、たまたま自分自身が中途障がい者であることから前期高齢者ではなく後期高齢者扱い、であるなら行動など見直しが必要なところはせなあかんなあ、と副題に書かれていることが気になり、拝読したもの。
本書は金澤からの勉強会の帰りの道中で読み終えた一冊。
まず、本書の構成をリストしておきたいと思います。
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プロローグ
1・老いることにジタバタしない人には品格がある
2・加齢を怖がる必要はない
3・常識に縛られない、おもしろい老人になろう
4・お金や肩書への執着を捨てる
5・「だてには歳はとっていない」と誇れる老人になろう
6・すてきな高齢者になるために必要なこと
あとがき
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本書の中から気になった項目名や内容などをしばらく抜き書きし、ご紹介してきたいと思います。
今回は、6・「すてきな高齢者になるために必要なこと」から。
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「自然にまかせず、「そうなる」と意識して生きる」
周りあわせる必要はありませんが、自分がどう見られているかということは意識してもいい、と私は思っています。
すてきな高齢者になるために一番必要なのは、そうなろうという意識を持つことです。
高齢の人たちがその意識をもつことで、沈滞した世の中が多少いい方向に向かうかもしれません。
高齢者の数からすれば、それくらいの影響力はあるはずです。
(P208)
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(2023・12・10読了)