月末月初の低空飛行から

鬱期に入ったらしい母。

 

 

体調も思わしくないようで

不機嫌、不穏な状態が続いています。

 

 

具体的にどこが不調なのかは

言葉で表現することができなくて

 

蕁麻疹の痒みも強く出るのか

痒みから呼吸が荒くなり

パニックのようになるときも

あります。

 

 

こんな話をすると

もう認知症じゃないか?と思うけど

MCIなんですよね…

(長谷川式で25点以上のため)

 

 

 

昨日は

そのような感じでコンディションが

悪い中、

 

 

「ボランティアを辞めなかったら

今のようにはならなかった!」

 

「同期の仲間はまだハツラツと

頑張れているのに!」

 

「踊りも辞めたくなかったのに!」

 

 

どれも、言っても仕方のない

ことばかりです💧

 

 

でも、不穏で体調も良くないから

仕方ないと聞き流していると…

 

 

「N市土地だって売りたくなかった!」

 

「現金で持っていたって

嬉しくもなんともない!」

 

「4ぬときに、自分はあの土地を

持ってて良かった~!と

思って4んでいきたいんだ!」

 

 

 

なるほど…。

 

 

母にN市土地を売る決意をさせる

までがとても大変で、

 

草刈り枝刈りなどで管理が大変なこと

固定資産税もバカにならないこと

かなりしっかり管理しないと

近隣の家に迷惑をかけてしまうこと

(実際、隣に住むN市叔母に

何十年もクレームがいっていた)

 

 

そして、相続のときに姉妹で

揉める要因になりかねないこと

(すでに揉めているのだが)

 

 

…などの説明を何度もしたけど

 

 

・祖母との思い出の地だから

 

・○○くん(姉②の息子)に家を

建ててもらいたかった

 

 

等の理由を言って、

売る気になってくれませんでした。

 

 

母が、自分で土地の管理をする

ならまだ理解できるけど

管理はこちらに丸投げして

土地を持ち続けたいと思っている

ことも私は嫌でした。

 

 

 

ずっと

母の本音はどこにあるんだろう?

と不思議でした。

 

 

お金にしても宝石にしても

土地にしても

墓場に持って行けないことは

分かっているだろうし

 

 

でも、結局本音はここだったのだと

今更ながらに分かりました。

 

 

もちろん

MCIで不穏で不調のときの言葉なので

ヤケクソで言ったのかもしれないけど

 

 

これまでの母の言動…

 

「自分が4ぬときはめちゃくちゃに

しといてやるわ!」

 

これもまた大袈裟に言ったことだと

しても

 

 

母は持ってるものは全て墓場まで

持っていきたいし

 

そのために、遺された者が

揉めようとくっちゃくちゃになろうと

知ったこっちゃない!

 

 

これが本音なのでしょう。

 

 

 

富子さんやボラ仲間から

厳しく注意されたりして

理性の部分で

「娘達がのちのち揉めないように」

と言っているだけで。

 

 

実際、どの病気であれ

命が残り少なくなった状態で

土地のことなんて思い出す

余裕なんてないような気がします。

 

 

執念深い母は違うのかなー…

 

最期の最期まで

あの土地はどうなった!

あの指輪は!

 

なんて叫んでいるのかもしれません💧

 

 

 

今更、怒りや呆れもないけど

 

この人のためになるべく何かを

犠牲にしたくないな、とは

思ってしまいます。