好きな感覚を求めて -5ページ目

カレールウ。

うちの子達はカレーが大好き。

3番目のチビも一歳半過ぎたし、そろそろカレーデビューか?と考えていたんだけど、小麦アレルギー。ダメじゃん…。でもさすが。今はアレルギー対応の食品が豊富。調べると…、米粉のカレールウや動物性原料不使用カレールウがズラリ。こんなにたくさん!どのカレールウが一番いいかなぁ?と原材料を見ていると、『トマト』の文字。うちの子、トマトもダメなんです…。どの米粉カレールウを見てもトマトの文字あり。

残念。…残念。カレー粉からつくるの大変だし、美味しいの作れる自信ない。カレー粉買って、しばらくはカレー風味の◯◯、でいこうかな…。

あれ?

黄砂が大量に飛来してくるというニュースを見て、子ども達にマスクをして登校するように、帰ってきたら外では遊ばないよ、などと伝えた。アレルギー体質の子ども達が喘息になったら困ると思い、洗濯物も室内干し。(もともと花粉で室内干しだったけど…)

でも子ども達が帰ってくると、「今日グランドで遊んだー」「今日外で体育やったよー」と。

けっこう構えていた私は学校や園との意識の違いに拍子抜け。私が神経質だったのか?


ぬくもりを。

Mr.サンデーで藤井六冠vs羽生九段の特集を放送していた。将棋は小学生にあがる少し前にルール覚えたけど、難しくて、積み将棋と回り将棋ばかりやっていた人です…。つまりド素人。でもこの特集とっても興味深かった。


現代のプロ棋士たちはAIが出した答えを必死になって覚えるらしい。だから、若者の方が順応が早い。そして、AIが最強の現代将棋についていけない棋士は勝てないのだとか。

羽生さんはAIによって変わってしまった現代将棋に疑問をもち、自分が将棋を打つ意味は…『最善の一手を見つけ勝つ』ではない。AI と比べたら人生で指す将棋はわずか。『自分が指したい将棋を指す』と。

将棋は最善の一手を探すものだと思っていた。でもAIが出した道をたどるだけではダメなんだ。最善の一手ではなく、AIでは4番目の手を指す。(そういうのも今は出るの!?とびっくり!) 藤井さんは困惑して長考、そして狂う。すごい。将棋わからないけど、面白い。人間vs人間の戦いに持ち込んで勝ったんだ。私みたいなんじゃ全然その高みの戦いの本当のすごさはわからないけど、この特集を見て、ただただかっこいい!!と思ってしまった。


何でもそうなのかもしれない。ちょっとしたことでも。私のこだわりは、年賀状。一枚一枚消し判を押し、手書きで宛名と言葉を書く。(めちゃくちゃ大変だから元旦に着かない…泣)

そう言えば昔、父が「宛名が印刷で一言も言葉が書かれてない奴のところには来年から送らん。」と言っていた。人によって出す枚数が違うから、何百枚も出す人にとっては一言でも大変だと思うけど…。でも父の気持ちはわかる。

お向かいさんがひな祭りにちらし寿司を作ってお裾分けしてくれる。娘さん達は結婚して家にはもういないけれど、毎年作っているらしい。このちらし寿司がとっても美味しい。お母さんとしての気持ちも感じるから尚。

幼稚園の連絡帳はなくなってしまったけど(アプリ管理)、お迎えの時にしっかりと園での様子を伝えてもらえるから安心。


こだわりとか、ぬくもりとか、自分の手で、人の手でって、とっても大事。子ども達が生まれて、より一層そう思えた。何でも便利な方に流れていく世の中だけど、何が大事なのか見失わないでいたい。現代に生きていく子ども達にもその大事なことを感じながら大きくなっていってほしいなと思う。