全国4位の規模を誇る岡山市北区の造山古墳(5世紀前半)で、墳丘を巡る周濠(しゅうごう)と周堤とみられる跡を確認したと、岡山大考古学研究室の新納泉教授らが18日までに明らかにした。
 同古墳は吉備地域の最高首長の墓と言われ、新納教授は「古墳では畿内の大王に匹敵する。地方首長にも大きな権力があったことを表している」と話している。
 新納教授によると、造山古墳は全長350メートルの前方後円墳。濠は幅約20メートル、その外側の堤は高さ約35センチ、幅8メートル以上とみられる。後円部周辺の発掘調査で見つかり、人為的に整備されたことはほぼ確実という。
 造山古墳より大規模な古墳はいずれも周濠を持つ大王墓だが、造山古墳ではこれまで確認できていなかった。 

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