人の心は、決して“その時だけ”で形作られるものではありません。
幼少期に植え付けられた恐怖、愛されなかった痛み、暴言を浴びて縮こまった心は、大人になった後も姿を変えながらずっと生き続けます。
今回メタトロン測定に訪れた28歳の女性。
6歳の男の子の母であり、夫はいるけれど、今は不倫関係を繰り返し、心はどこか「ばらばら」のまま漂っています。
彼女の物語は、同じように“自分を見失っている人”へ向けた再生のヒントに満ちていました。
**幼少期の霊障の家、酒乱の母…
恐怖の中で育つと、心は「常に逃げ道」を探す**
彼女は幼い頃から、
・霊障のような現象
・酒乱の母の暴言
・誰にも守られない恐怖
の中で生きてきました。
子どもが耐えられないストレスを受け続けると、脳は“現実から離れる”ことで自分を守ります。
これがのちに解離として現れます。
メタトロンの感情カテゴリーでも
• 驚嘆
• 驚き
• 義憤(ずるい、許せない)
• 復讐心
といった“瞬間的に突き上がる破壊的感情”が強く出ていました。
これらは実は、
「自分を守るための最後の砦」なのです。
ハイティーンでキャバ嬢、テキーラ5本を飲み続けた理由は「麻痺させるため」
10代から夜の世界で働き、テキーラを一晩で5本飲む生活。
これは「強い」「派手」と思われるかもしれませんが、心の本音は違います。
痛みを感じないようにするため
感情を鈍らせるため
恐怖や孤独を一瞬でも消すため
アルコールは最も簡単に“解離を補強する道具”になります。
「壊れている」のではない。
「生き延びるためにそうせざるを得なかった」だけなのです。
**現在の浮気の繰り返しも
“夫を愛していない”のではなく
“愛されていることが怖い”から**
浮気の相手に何を求めているか自分でも分からない。
ホテルに行っても抱かれたくない。
振られると夫に泣きつく。
夫を神のように崇める。
これらは一見矛盾していますが、心理的には一本の線でつながっています。
愛されることが怖い → 壊れる前に壊してしまう
幼少期に「無条件の愛」を知らなかった人は
愛されるほど“裏切りの予感”が強くなる。
だから
・わざと距離を壊す
・試す
・波風を立てて確かめる
・逃げ道を用意しておく
といった行動を無意識で取ってしまう。
彼女の浮気は
“破壊ではなく、生存戦略”
なのです。
今回も長文になるため、ここで次回に続きます。

