いつもブログを見て頂き有り難く思います
【プラセボ】…
ここで、プラセボについて説明させて下さい。
新しい薬を創るためには様々な試験を行い、
有効性や安全性を評価する必要があります。
臨床試験(治験)とは、基礎研究、非臨床試験など
研究過程を経て、薬の候補が実際に
人に役立つかどうかを確認する試験のことです。
薬理活性成分の含まれない、
プラセボを投与し症状が回復する場合がある
痛み・下痢・不眠など
症状に対し、偽薬にも
かなりの効果があると
考えられており、
これは暗示の様な暗示的効果
自然治癒などが影響している
とされている。
逆に偽薬により望まない
副作用(有害)が現われる事を、
ノセボ効果
(ノシーボ効果、反偽薬効果)
と呼んでいる。
様々な症状や病態で
「プラセボ反応」は
平均すると約 35%の改善率として認められています。
不安・抑うつ症状や
疼痛を伴う症状で は
40〜60%にも達する事があり、
1955 年 JAMA 誌上に発表されています。
以上のことが、何を示唆しているか。
医学は、やはり心と身体を
観る、診る、看る、
信頼できる医療人との出会いが
薬ではなく、1番大切ではないか、、
❤️つづきます。