こんな記事を読みました。
「イギリスのサフォーク州に住む夫婦、妻のエマさんと夫のドルさん。
2015年11月、可愛い二卵性の双子が生まれました。女の子の名前はホープ(Hope)、男の子はジョージです。
医者から妊娠を知らされたとき、大喜びした夫婦。しかし…妊娠3か月目になる頃、おなかの中にいるホープちゃんが『無脳症』を患っていることが判明しました。
無脳症を持つ赤ちゃんはほとんど、生まれてもたった数日しか生きられません。エマさんは、医者から中絶手術を勧められました。
しかし、夫婦は医者の提案を断りました。少なくとも、「生」を始める機会を与えたい。言葉では表現できない悲しみの中、夫婦はそう強く願いました。
「正気ではいられなかったけれど、娘の生を無意味にしたくなかった」
そうして訪れた出産の日、先に生まれたのは兄のジョージ君です。お兄ちゃんの後から、妹のホープちゃんが生まれました。
出産直後、エマさんとドルさん夫婦は何も話さず、ただホープちゃんを静かに抱きしめました。
そして、生まれてからたった74分後。ホープちゃんは、両親に抱かれたまま天国へ旅立ってしまいました。
きれいな青い色のホープちゃんの瞳…。エマさんは自分の手で、亡くなった娘の開いている目をそっと閉じてあげました。
ホープちゃんが生まれる少し前、夫婦はあることを決心していました。もしものことがあったら、ホープちゃんをドナーにすると。それは親として、誰もができる決断ではありません。
現在、ホープちゃんの腎臓2つが大人の患者へ移植され、冷凍で保存されている肝細胞は必要な患者に渡る予定だそうです。エマさんはこのように話しています。
『娘が誰かの中で生きている事実が、悲しみをやわらげてくれる。74分の短い時間で、娘はたくさんのことを成しました。私にとって娘は、小さい英雄です。』
あまりにも短い生の中、ホープちゃんは患者たちへ『希望』を伝えてくれました。
夫婦がホープちゃんをドナーにすると決めたことは、たったの74分でも、娘がこの世で生きていた痕跡を残したかったのではないでしょうか。その思いの通り、たくさんの人がホープちゃんのことを忘れずにいます。」
私にも同じ選択肢はあった。
提案はされなかった。
でもきっとお願いされてもできなかった。。。
30分必死で頑張った逞磨の身体に傷をつけることなんて…
でも、逞磨は本当は望んでたりしたのかな?
魂だけでももっと先の未来を生きたいと思ったりしたのかな?
ごめんね。
ママ違う方法で逞磨の生を無駄にしないように、目一杯役に立つように、誰かに幸せを分けられるように、使わせてもらうね!!