『オレムの看護理論』ーセルフケア理論ー

 

セルフケアとは、「」ある人が生活し、生きていくのに必要なあらゆる活動を個々人が意のままに行える能力」と考えられる。

 

オレムは、

「セルフ」について、身体面だけでなく心理面や精神面のニードを含めた全体としての人ととらえている。

 

「ケア」について、人が声生命を維持し自分にとって正常なやり方をつくり上げていくいくようにする活動全体としてとらえている。

 

ーセルフケア要件ー

*普遍的セルフケア要件:ライフサイクルのあらゆる段階のすべての人間に共通する要件

 

*発達的セルフケア要件:各発達段階に特有な要件であり、発達危機を克服するために必要な要件

 

*健康逸脱に対するセルフケア要件:病気や障害をもつ人々や医学的な診断・治療を受けている人々に必要な要件

 

オレムの看護理論は発達上のセルフケア要件が示されているので老年期の発達段階を視野に入れた看護アセスメントができたということがあげられます。

 

ーセルフケア支援は、在宅で生活することを支援する訪問看護には重要ですねニコニコ

 

参考引用文献:実践に生かす看護理論 城ケ端 初子著