人生は見たり、聞いたり、試したり
の3つの知恵でまとまっているが、
多くの人は見たり聞いたりばかりで、
一番重要な「試したり」をほとんどしない。
(本田宗一郎 本田技研工業創業者)
かつてはほとんどの動物には感情がなく、
自分というものを意識することができない
とされてきた。
しかし、様々な研究が進んだ現代、
魚であっても自分を認識することができる
とされている。
なぜそれが分かるようになったのか、
それは「実験」を繰り返したからなのだ。
最初に魚に鏡を見せて自身を認識させ、
次に魚の顎にごみを付けて鏡を見せた。
そうすると魚はごみを取ろうと
顎を砂地にこすりつけたのだ。
その様に様々な実験を繰り返し、
わからなかったことが分かるようになる。
実験、すなわち“試してみる”ということで、
初めてわかることが多くあるということ。
私たちも今まで経験を振り返ると、
やってみて初めて分かったということは多い。
何事もやってみないとわからない。
だから「まずは試してみる」ぐらいの感覚で、
実際に行って参りましょう。